猫にも厄年がある?ニャン生の節目に注意すること3つ

猫にも厄年がある?ニャン生の節目に注意すること3つ

厄年とは人間は共通して一定の年齢になると病気や怪我などの災難に見舞われやすいとする考え方です。しかし実はこの厄年は人間だけにあるものではなく、猫にも厄年が存在するそうなのです。厄年は人間だけでなく猫にとっても節目の年齢であるとされ、健康面での変化なども起こりやすく特に気をつけなくてはならないとされています。今回はそんな猫が厄年を迎えるにあたって気をつけたいことについてまとめてみました。

1. 病気

獣医に診察される猫

厄年は一説では陰陽道という思想から誕生したと言われ、占いに近い部分もあってはっきりとした科学的根拠があるものではありません。

人間の厄年

しかしながら、例えば人間の女性は19歳、33歳、37歳、61歳が本厄と呼ばれる一般的な厄年の年齢であるとされますが、この中でも33歳は特に災難に気をつけなくてはならない大厄であるとされ、この年齢は実際に女性にとってホルモンバランスなど体や精神に大きな変化が訪れやすい時期と言われたりもします。

猫の厄年

年齢による体調の変化は、猫の厄年においても共通するところがあり、猫の厄年は12歳、14歳、17歳などとされているのですが(※年齢については諸説あり)この年齢は人間に置き換えてみると64歳、72歳、84歳ぐらいの高齢にあたるため、若い頃よりも体調の変化や病気に気をつけなくてはならない頃となります。

高齢になると

シニアの年齢に突入した猫は、腎臓病や甲状腺などの病気を発症する確率も非常に高くなるとされます。このように厄年というものは現代の社会では迷信に近いものと考えられることもありますが、厄年というものを先人の多くの知恵の積み重ねによって作られた概念と捉えるのであれば、やはり全てにおいて信憑性がないと片付けることはできないとも言えます。

人間の厄年にしても猫の厄年にしても、やはり油断せずにその年齢の頃に大きな問題が起こらないように、できる限り若い年齢の時から健康に気を使っていくことが大切なことと言えるでしょう。

2. 怪我

包帯を巻いた猫

前述したように、猫の厄年は12歳、14歳、17歳のシニアにあたる年代に訪れるとされています。猫は高齢になってくると特定の病気を発症することが多いだけでなく、骨折などの怪我にも見舞われやすくなるとされています。

そのため、シニアの猫が若い時と同じように高い所から飛び降りたり、走り回ったりすることには今まで以上に怪我のリスクが伴うことになります。

猫がシニアの年代に突入したのであれば、キャットタワーの下にマットを置いたり、走り回っている床に滑り止めのカーペットを敷くなど対策を行った方が望ましいと言えます。猫の怪我を未然に防ぐ対策をすることで厄年、もしくはその頃に近い年齢になっても、猫が大怪我をしてしまうといった事態も起こりにくくなるでしょう。

3. 事故

神社と猫

厄年では病気、怪我の他にも交通事故などの未曾有の事態にも注意しなくてはならないと言われます。交通事故については、完全室内飼いで脱走などに気をつけていれば災難を避けることができると言えます。

しかし普段から十分注意していても、厄年を迎えるのが心配ということであればペットの厄除けを行ってくれる神社で祈祷してもらうこともできます。

ペットお守り

例えば、東京新宿区にある市谷亀岡八幡宮では厄払いだけでなくペット用の御守りも購入することができます。また、この他にも関東圏、関西圏などにペットの厄払いをしてもらえる神社は複数存在しているようです。

なので、日常的に健康面等に十分気をつけていても、やはり不安があるという方は安心感に繋がるという観点からも、お祓いをしてもらってもよいかもしれません。ちなみにお祓いをしてもらう際には、事前予約が必ず必要という神社も多いようなので、一度問い合わせをしてみましょう。

まとめ

あんじ

いかがでしたか?厄年というものは迷信に過ぎないという考えもありますが、やはり先人達がこの年齢は気をつけた方がいいと警鐘を鳴らしているという意味ではやはり注意しておいた方がいい年回りとも言えるでしょう。

これは猫についても言えることで、やはり病気や怪我に今までよりも気をつけた方がいい年齢というものはあると思うので、できれば厄年を迎える前に健康対策をしたり、もちろん厄年にあたる年にも病気や怪我などに合わないように十分に注意しましょう。

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