見知らぬ猫は2m
猫には4つの距離感が存在しています。もっとも遠い距離は2mといわれており、2m以内に見知らぬ人が近づいてくるとさっと逃げてしまいます。ですから、初めて会う猫とのちょうどいい距離感は2m以上ということになります。
強引に近づこうとすると逃げられてしまうので、2mの距離を保ちつつ猫が自ら近づいてくるまで待つと良いでしょう。向こうから来てくれた時はいきなり撫でるのではなく、まず指などの匂いチェックを受け安心して貰いましょう。
飼い猫は50cm以上
飼い猫は飼い主さんとの距離、50cm程度がちょうどいいようです。もちろん至近距離に近づいても大丈夫なこともありますが、基本的には適度に間を開けた方が良いよう。
筆者はたまに猫が座っている隣に行くことがありますが、距離が近すぎるのかどこかへ行かれてしまうことが多いです。ですから、いくら慣れている飼い猫でもやはり50cm程度は開けておく方が良いのでしょう。
猫の性格や気分によって異なる
猫の性格によっても、ちょうどいい距離感は違います。あまり人に慣れていない場合や、警戒心がある場合はやはりそれなりの距離を取りたいでしょう。逆に抱っこ好きだったり飼い主さんべったりな猫であれば、かなり近くにいても、大丈夫な場合が多いのではないでしょうか。
また、気分によっても変わってきます。猫が撫でて欲しい時などは距離がゼロでもOKでしょう。ですが1匹で過ごしたいと思っている時は、近づきすぎると嫌がられてしまいます。その時々でちょうどいい距離感を察することも大切です。
愛猫との快適な距離感を探そう
愛猫との快適な距離感を探してみると良いでしょう。猫によって異なるので、色々試してみてください。願わくば近くてもOK!だと嬉しいのですが、必ずしもそうとは限りません。
飼い主さんは近づきたくても、猫もそれがいいと思うとは限らないので…。あくまでも合わせてあげるようにしてあげてください。飼い主さんの基準に合わせると、猫がストレスを感じてしまうことがあります。十分に気をつけてあげてくださいね!
猫の好きにさせるのもマル
猫が快適な距離感で過ごせるよう、好きなようにさせるのも良いでしょう。飼い主さんは特に動かず、あくまでも猫主導で距離を決めて貰うのです。
もし猫が飼い主さんから少し離れた場所にいるのなら、今はそれが1番快適な距離なのでしょう。逆に膝に乗ってくるならそれが良いのでしょうし。猫が好きなようにして貰うのがベストかもしれません。
まとめ
今日のねこちゃんより:メロ♀ / アメリカンショートヘア / 0.7kg
猫との距離感はとっても大事です。無理に縮めるのも良くありませんし、あまりに離れすぎているのもいいとはいえないでしょう。猫と付き合って行く上で快適な距離感を見つけられると、より仲良くなれるかもしれません。