ひんやりスポット
蒸し暑くなってきた季節、猫ちゃんは自分にとって涼しい場所を見つけることに関しては名人です。猫ちゃんがリラックスしている場所で同じように居座ってみると、不思議とその時間帯では涼しい場所だったりする事があります。
そもそも猫ちゃんは自分で体温調節ができない(汗をかきにくい)体質ですので、移動によって自分の体温を調節しているのです。そんな猫ちゃんは家の中ではどんな場所が涼しいスポットとなるのでしょうか。よく見かける場所について調べてみました。
1. 玄関
玄関は外と繋がりやすい場所ですので、隙間から少し風が入ってくる場所でもあります。人間よりは、はるかに低い位置に猫ちゃんの体はありますので、ちょうどその隙間風に当たりやすい位置でもあるため玄関の床にゴロンとリラックスしている事が多いです。
日差しも強く当たる場所ではないので、日中には玄関あたりにいると体温調節がしやすいというメリットもあります。思わぬ来客や宅配便の人などが来たときには、ドアが開いて外に脱走しやすい場所でもあるので、その点飼い主さんは注意しておきましょう。
2. お風呂の床
浴室への扉が開いている場合、猫ちゃんはお風呂場の床を涼しい場所として認識し好む傾向があります。特にタイル式の床では人間でも歩いてみると、冷たく感じる事が出来ます。
猫ちゃんはそれを実感して知っており、暑い時期にはうまく利用します。しかしお風呂場は思わぬ危険が多い場所でもあります。浴槽の中に思わず入ってしまったり、浴室の中のものを落としてしまったりする危険性もあるので、なるべくなら飼い主さん監督の下が望ましいです。
3. 部屋の日陰
お部屋は時間によって日差しが入るスポットが変化します。猫ちゃんは毎日の生活の中でその場所を理解し、時間ごとに適切な場所に移動します。
その都度日陰になっており、かつ涼しい場所を理解しているのです。一番暑く感じる正午から午後にかけての場所と、夕方付近の場所ではお部屋の中の涼しいスポットも変わるはずです。猫ちゃんは移動しながら体温調節をしているのです。
まとめ
今日のねこちゃんより:テンテン♂ / ミヌエット / 1.3kg
猫ちゃんは家の中で飼われている場合、毎日の生活の中で日差しの位置と温度を認識しそれらによって季節の変化を感じています。
普段お仕事で家を空けている方ですと、むしろ猫ちゃんの方が時間帯によっての涼しいスポットは詳しいかもしれません。
これからも暑い季節になってはいきますが、どうしても工夫しても暑く感じてしまうときは、猫ちゃんが今どの場所にいるのかを参考にして、暑さ対策をするのも良いかもしれません。