1. 止めてほしい
飼い主さんに撫でられていたり、抱っこされていたり。嬉しい時間ですが、猫は満足すると「もう止めて!」という気分になります。もう止めてほしいのサインは送っているものの、それでも飼い主さんがストップしてくれないとカプッ。噛みついて教えてくれます。
噛まれないようにするには、猫の止めてサインにいち早く気づくしかありません。耳を伏せる、しっぽをバタバタ振るなどの仕草が見られたらイライラしている証拠です。即、猫に触れるのを止めましょう。
2. じゃれている
じゃれていて噛み付くこともあります。特に社会化期と呼ばれる生後2~9週頃に兄弟猫と過ごした経験がない猫に多い行動。一緒に遊んで噛んだり噛まれたりしていないので力加減が分からないのです。
飼い主さんが根気良く教えていくしかありません。噛まれたら「痛い!」と声をあげて教えます。繰り返していくうちに理解して噛まなくなってくるでしょう。
ただ本気で噛もうとしていない場合は愛情表現なことも。軽く噛んで大好きな気持ちを表現しているのです。噛まれてもそれほど痛くなければ問題はないでしょう。猫が本気でなければ害はありません。
3. ついつい捕獲しようとしてしまった
飼い主さんの指などが獲物に見えてしまったのかも。興奮した猫が捕獲しようとしてカプッと噛みついた可能性があります。本能なので仕方ない行動ではあるのですが。
猫が本気で噛み付くと相当の破壊力です。ケガをする危険性がありますので、手ではなくおもちゃで遊ぶことをオススメします。
4. 痛みがあるから
体のどこかに痛みがあるのかもしれません。触られると痛いので触られないようにガードするために噛んでくるのです。これは放置しておくと問題です。
どこが痛いのか、ケガをしているのか、どこかに異常があるのかを確認しなければいけません。おやつなどでキャリーケースに誘導して、動物病院へGOしましょう。
5. 近寄ってほしくない
機嫌が悪く、近寄ってほしくないときに噛んでくる場合も。よほどご機嫌ナナメのようです。下手に手を出すと危険なので、そっとしておきましょう。そのうち機嫌が直っていつもの可愛い猫に戻ってくれるに違いありません。気持ちを尊重することが大切です。
まとめ
猫が人に噛み付くときは、何かしらの理由があってのこと。どうして噛んでくるのかを考えてあげましょう。猫の気持ちを汲み取ってあげれば、その後の対処がスムーズにいくはずです。