1. 恐怖
猫が恐怖を感じた時、意外に表情に出ています。瞳孔が開いて耳を伏せがちに。確認するといかにも怯えたような表情になっているのが見て取れます。
体もこわばり体勢を低めにするでしょう。全身から「怖いよ〜」というのが伝わってきます。猫が恐怖を感じるのは大きな音がした時や、見知らぬものが近くにきた時など。良く観察していると結構頻繁にビクッとなっているのが分かります。
2. 楽しい
楽しいと目がランランと輝きます。耳はピンと立ち興味の対象の方に向くでしょう。ヒゲも興味深げに前を向きます。体もつられて乗り出し、楽しんでいることが伝わって来るでしょう。「にゃあ」と短い鳴き声をあげるかもしれません。
飼い主さんと遊んでいる時や、虫などを見つけた時にこんな表情をします。顔から「楽しい」が溢れていますので観察してみてください。意外とストレートに感情を表に出しています。
3. 幸せ
幸せな時はお決まりの、うっとりとした表情をしながらのゴロゴロ音を聞けることでしょう。目を閉じてほとんど糸のようになっています。ヒゲが頬に付き耳は前方を向いているでしょう。
飼い主さんに撫でて貰っている時や、お腹いっぱいの時などにこのような表情をします。そのまま寝に入ってしまうこともあるでしょう。ゴロゴロ音には飼い主さんも幸せになる効果があるそう。猫も人も幸せホルモンが分泌されるのです。ですからたくさん撫でてあげると、お互いにメリットがあるでしょう。
4. リラックス
ヒゲがだらんと垂れ、目が細くなっているか閉じている状態になります。窓の外などを眺めながらボ〜ッとしているかもしれません。1匹で気ままに楽しむリラックスタイムです。
この時は、飼い主さんとの触れ合いを望まないかもしれませんし喜ぶかもしれません。猫のみぞ知るです。基本的にはそっとしておいた方が良いよう。近くによると「迷惑です。」のあくびをされることが多々ありますので。
5. 怒り
怒りを表す時の表情は、口を大きく開けキバを見せ、お決まりの「シャー」音を発します。瞳孔もがっつり開きます。結構な迫力。この時の猫はかなり警戒しているので、下手に手を出すと攻撃されてしまうかも。ケガをする可能性がありますので、そっとその場を去りましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:べに♀ / 8歳 / 雑種(ミックス) / 3.4kg
表情筋が少ないのであまり表情がないと思われている猫ですが、実は意外と顔に出ています。しっかりと感情表現してくれていますので観察してみてください。今愛猫がどう思っているのかが見て取れますよ!