1. 安全か分からなかった
もし初めて食べるごはんの場合、可能性としては何者かが分からずに警戒していたということが考えられます。「もしかしたら危険なものかもしれないにゃ!」と思ったので、すかさず猫パンチしたのかも。
猫は匂いで食べ物かどうかを判断するので、初めて嗅ぐ匂いに何とも判断がつかずに戸惑った、というところではないでしょうか。ただ流石にごはんの匂いくらいは分かりそうなものなので、この理由の信憑性は低いかもしれません。
2. 遊んでいる
お腹が空いていないので、ごはんで遊んでいるという場合も。お皿から取り出せば転がったり滑ったりして確かに面白いといえば面白いおもちゃになります。
猫は獲物を空腹を満たすだけではなく、遊びとして狩ることもあるようです。ちょっと残酷な習性ですが、お腹が空いていないのでごはんを獲物に見立てて遊んだ、という可能性がゼロではありません。
3. ご飯が気に入らない
ごはんが気に入らなくて猫パンチしたのかも?「にゃんだ、こんなまずいの!どっか行っちゃえ!」とでも思っているのでしょう。憎々しいそのごはんに制裁を加えているのです。
猫はグルメな傾向がありますので、このような態度を取られたとき飼い主さんは一苦労してしまうでしょう。かといって次々に別のごはんにしていると味をしめて、もっと美味しいものを求めるようになる可能性があります。
ここは猫との根比べになりますが、簡単には折れない方が今後のためです。
4. 獲物かと思った?
猫のごはんにはお肉や魚が使われています。その匂いがまるで獲物のように感じられたのかもしれません。「仕留めてやるにゃ!」とやる気満々で猫パンチを繰り出した可能性があります。
とはいえ、ごはんは動いていないので、獲物と見なすかどうかは定かではありません。必ずしもこの理由が該当しているとはいえず、あくまでも可能性の一つです。ご了承ください。
5. 土に埋めたかった
猫はあまりお腹が空いていないと食べずに、獲物を土の中に隠すという習性があります。それを空腹のときに後から食べようという魂胆のようですが、ほとんどは忘れてしまうようです。
そんな習性から、もうお腹いっぱいなので残りを埋めようとしたのかもしれません。このときは猫パンチというよりはお皿周辺の床をカキカキする動作をします。いわゆる「土かけ」です。
もちろん猫が掻いているのは床なので、全く土はかかっていません。何度も匂いを確認していますが一向に匂いが消えることはないでしょう。それでもひとしきり土かけの仕草をすると満足そうに去っていきます。
まとめ
猫の行動には、人間には良く理解できないことがあります。違う種族ですから当たり前なのですが、理由を想像していくと良いでしょう。それが猫の気持ちにお近づきになれる第一歩です。