1. トイレを乾燥させる
猫トイレの湿気対策としては、猫砂を除湿効果のあるシリカゲル入りにするといいでしょう。お菓子の乾燥剤にも使われているように、シリカゲルは除湿効果が高いため、梅雨の時期などには猫砂をシリカゲル入りに交換する飼い主さんもいらっしゃいます。
また、猫トイレの底に新聞紙を敷いてあげることでも除湿効果が得られます。新聞紙を捨て切れずに余っているお家は、これを活用するのも手です。他にもレンガなどを百均やホームセンターで購入して、猫トイレのそばに置いてあげる飼い主さんもいらっしゃいます。
ですが、一番大切なのはやはり部屋の換気でしょう。室内に湿気があるといくら除湿剤などを使っても、すぐにダメになってしまうことがあります。こまめに室内の換気をすることで、綺麗な空気を入れてあげることが重要です。
2. ベッドの素材を見直す
猫ベッドも湿気取りが大切です。湿気をそのままにしておくとダニやカビが発生し、猫ちゃんの体にも良くありません。
湿気がこもりにくい猫ベッドの素材として、い草や桐を使ったものなどがおすすめです。これらは店で販売されていますので、ぜひ見てみるといいでしょう。
また、猫ちゃんが今のベッドを気に入っていて、新しいベッドに馴染まなくて使ってくれないなどの場合は、部屋のエアコンをドライにして除湿したり、ベッドを干すなどしてあげるといいと思いますよ。室内の換気も大切です。
3. キャットフードには珪藻土を
ジメジメした時期はキャットフードも湿気でふやけてしまいます。これは良くないですよね。そんな時には珪藻土を使うと湿気対策になるんです!
珪藻土は固形で、乾燥剤としても販売されています。その珪藻土をキャットフードの袋やフードストッカーに入れておくだけで湿気対策になります。
容器の大きさにもよりますが、2~3個入れるのが良いでしょう。2個の場合は、珪藻土の位置が遠くなるように、1つは底のほうに、もう1つは浅い位置に入れると湿気取りがまんべんなくできると思います。
まとめ
湿気は猫ちゃんにとっても、飼い主さんにとっても体に良くないですよね。猫ちゃんは湿気があるとうまく体温調節ができずに体調をくずしてしまいますので、色々な猫用品やキャットフードの湿気対策をする必要があります。
一般的に、猫は気温22度、湿度40~60%くらいが快適に感じるとされています。この温度や湿度を保てるような対策をしてあげると良いでしょう。
猫ちゃんが日常的に使うものやキャットフードの湿気対策も同じくらい重要です。特にキャットフードは猫ちゃんが直接口にするものですから、湿気からカビなどが生えては大変ですよね。
飼い主さんがしっかりと湿度対策をして、猫ちゃんの健康を守ってあげることでジメジメした時期も、快適に過ごせる工夫をしてあげるといいでしょう。