猫のための『終活』いつから何を考えるべき?

猫のための『終活』いつから何を考えるべき?

人の終活が大事なように猫の就活も大切です。でも具体的にどうしたら良いのでしょうか。まさか猫が自分で「葬儀はこうして」などというはずもなく。飼い主さんができる猫のための終活、ご紹介します。

どこで看取るかを考える

眠る猫

愛猫を、どこで看取るのかをあらかじめ考えておくとよいでしょう。1つは延命治療をして病院で看取る方法です。どうしても猫に少しでも生きていて欲しくて選ぶ人はいるでしょう。それを否定するわけではありませんが、猫に少なからず苦痛を与えてしまう可能性があることは頭に入れておきましょう。

延命治療などをせず、自然のまま自宅で看取る方法も。猫にとっては住み慣れた場所で猫生を終えられるので、負担が少ないでしょう。また治療の苦しみも味わわずに済みます。どちらが良いのかは飼い主さんが選択することになります。

猫のものを整理する

整理整頓したグッズと猫

使わない猫のものをあらかじめ処分しておくことが終活の1つになります。見送った後だと悲しみが深く、なかなか整理できずに、いつまでも思い出に浸ることになってしまうかもしれません。

もちろん写真や愛用のものなどを無理に処分する必要はありません。大切な思い出はとっておきましょう。必要なものを残して、不要なものをあらかじめ整理しておけば後々助かることになるでしょう。

葬儀について考える

お坊さんと猫

葬儀について考えておくのも大切です。亡くなった後では気持ちが動転して悪徳業者に依頼してしまう可能性があります。ですから平常心の時に良心的な葬儀社を見つけておきましょう。

葬儀費用などは業者によって異なります。あらかじめある程度リサーチを行い、予算に合った葬儀社を見つけておけば、いざという時安心です。火葬の方法がいくつかありますので、それらも合わせて検討しておくとよいでしょう。

埋葬方法を考えておく

喪服の男性と猫

猫をどこに埋葬するか。これも考えておきましょう。自宅の庭に埋める、火葬後自宅に祀っておく、ペット霊園などに埋葬するなどいくつか方法があります。

飼い主さんが1番良いと思うものを選択しましょう。自宅にお骨を置いておけばいつも一緒にいる感じがします。霊園などに埋葬するとそれなりに費用はかかります。ですが飼い主さんの気持ち的にはしっかりと手をかけている感じがして安心できるのではないでしょうか。

猫としたいことをする

猫を抱っこする女性

もし愛猫の命がもうわずかと分かったなら、心残りがないよう一緒にやりたいことをしましょう。もちろん負担をかけない程度にです。猫によっては抱っこなどを要求してくるかもしれません。

それを断る飼い主さんはいないと思いますが、最後の思い出として共に過ごす時間を大切にしましょう。食べられそうなら大好物のおやつをあげても良いですね。

優しく撫でて声をかけるだけでも喜んでくれるでしょう。なるべく後悔しないように愛猫との時間を過ごすのがおすすめです。

まとめ

見つめる猫

悲しみに溢れるその時は、いつか必ずやってきてしまいます。でもその時を恐れるのではなくどう迎えるかが大事です。あらかじめ猫の為にできることはやっておき、最後の時を充実したものにしていきましょう。

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