猫は実際どう思ってる?見極めるポイントを解説!

飼い主さんに近寄ってきたり、可愛い声で鳴いていることが多いと「これって好かれているのでは?」と思う人はきっと多いはず。
しかし、一見好意があるような態度に見えても、実はそれ以外の気持ちが隠れていることもあるのです。本記事では、意外と見極めが難しい猫の真意の見抜き方を紹介いたします。
1. じーっと見つめてくる時

飼い主さんのことをじーっと見つめてくる…という猫は多いです。人間同士だと「見つめてくる=気になっている、好意がある」といった意味合いが強いですが、猫が見つめてくる場合は「好意があるケース」と「警戒しているサインケース」の2つが考えられます。
好意がある場合は、ゆっくりとまばたきをしながら見つめてきたり、目を細めながらまばたきする傾向にあります。
一方、警戒している場合は、目をまん丸と見開いた状態で見つめてくるのです。このような見つめ方をしている猫に対して、人間側もまん丸と目を開けて見つめ返してしまうと「私もあなたのことを警戒しているからね…!」といった宣戦布告になってしまうため、注意が必要です。
猫に見つめられた時は、敵意がないことを示すために”目を細めた状態”か”目を閉じた状態”で見つめ返すようにしましょう。
2. 可愛い鳴き声を出しながら近寄ってくる時

「ニャーン」や「ゴロゴロ」といった可愛らしい鳴き声を出しながら飼い主さんに近寄ってくる猫も多いことでしょう。このような鳴き声を出している場合、飼い主さんに対して敵意はないといえます。
ただし「大好き」「甘えたい」といった感情とはまた違った気持ちを訴えている可能性も考えられるので、注意が必要です。猫は”飼い主さんに対してリクエストがある時”もこのような鳴き声を出す傾向にあります。
かまってあげるだけでは猫が満足してくれない時は「ごはんの準備をしてほしい」「ドアや窓を開けてほしい」といった要望を訴えているのでは?と考え、必要に応じて対象してあげるようにしまそう。
3. 一緒に寝ようとしてくる時

夜、飼い主さんが眠ろうとする時に、お布団の中に一緒に入ってこようとしたり、飼い主さんの体の上に乗っかって眠ろうとする猫もいます。
飼い主さんのことが大好きで、夜も一緒にいたいから近くで眠る猫も多いですが、「お布団がふかふかで気持ちいいから」「寒いから」といった単純な理由で一緒に眠っている猫もいるのです。
寒い時期限定で一緒に寝ようとする猫や、特定の布団を出している時だけ一緒に寝ようとする猫は「大好きだから」という理由以外の気持ちを抱えている可能性も考えられます。
まとめ

今日のねこちゃんより:キキ♀ / 1歳 / アメリカンショートヘア / 4.5kg
「猫から好かれている!?」と思えるような態度に見えても、猫はまた違った気持ちを抱えている可能性も考えられます。猫が何らかの態度を示した時は一旦冷静になって、どのような真意があるのか考えてみることをおすすめします。