1.道具の匂いを嗅ぎたい
『怪しいヤツ!これはいったい何なんだ?』猫はいつだって新しいものに敏感です。新しいヨガマットやウォーキングステップなど、すぐに注意を引いてしまうでしょう。匂いを嗅いで確認するのは習性ですから、これはどうにも止められません。
ですから、猫には最初に思い切り匂いを嗅がせてあげましょう。気が済むまで嗅いだ後なら、人間側も落ち着いてワークアウト、筋トレやストレッチの練習ができるというものです。
2.飼い主さんを心配して
『具合が悪いの?落ち着いて!』ある日突然、飼い主さんがおかしな動きをし始めれば猫は驚きます。心配性の猫なら、飼い主さんに異変が起きたのではないかと様子を探りに来るはずです。そして、顔を舐めたりスリスリしたりして、飼い主さんをなだめようとするかもしれません。
猫に心配をかけないためには、日にちと時間をかけて負荷を上げ、少しずつ動きに慣れてもらうといいのではないでしょうか。
3.動きに興味津々
『遊んでるの?一緒に遊ぶよ!』元気で好奇心いっぱいの猫なら、手足や機械の動きを遊びに誘っているのだと勘違いするかもしれません。足に飛びついて猫キック!しかし、痛いと叱るのは間違いです。猫にしてみれば、単に誘われた遊びに乗っただけなのですから。それに、猫を蹴ったりぶったり機械にはさまれる危険性もゼロではありません。
そのような時には、自分がワークアウトをする前に、まず猫に運動をさせるといいでしょう。十分遊んでそのままお昼寝タイムに突入させ、興味を持たせなくするという作戦です。
4.マシンや動作が気に入らない
『私をもっと構ってよ!』『音や動作が怖い!気に障る!』甘えん坊の猫は、飼い主さんのひとり遊びをなかなか許してくれません。そんな時間があるなら、抱っこしていて欲しいからです。また、神経質だったり認知症などの病気がある猫の場合も、耳慣れない音や大きな動作が気に障り、やはり怒り出すかもしれません。
もし怒っているのが甘えん坊な猫なら、やはり遊んであげるといいでしょう。神経質その他の場合には、猫が落ち着いて過ごせる工夫が必要です。ワークアウトを別室で行ったり、静かでスローなものに変更したりすると、猫も安心して過ごしてくれるのではないでしょうか。
まとめ
猫が筋トレなどを邪魔する理由は、ひと言でいえば猫がそれに慣れていないからです。突然のことに不安を感じて近寄ってくるのですから、少しずつ慣らしていけば、普通は無視してくれるようになるものです。最初から頑張らないで少しずつ!それが猫のいる家庭でのワークアウトのコツなのです。