母猫
飼い主さんのことを母猫と思っていることは多いです。特に不妊手術をすると子猫のままの性格になるといわれていますので、自分を世話してくれる存在を母だと思っても不思議ではありません。
飼い主さんに向かって、前足を交互にグーパーするモミモミをするのであれば、間違いないでしょう。その他後追いやくっつき、舐める行動なども良く見られます。これらの行動が見られたら飼い主さんを母猫だと思っていること間違いなし!
子供
逆に、飼い主さんを子供だと思っている場合もあるようです。お風呂に入っていると心配する、夜更かししていると怒られるなどの意見があります。母性本能や父性本能が強い猫は、子供だと思っている飼い主さんを守ろうとしているのかもしれません。
家族の中で子供として扱われていると、それを猫も学んでいることも考えられます。いつも猫が心配して守ってくれているかと思うと、それはそれで悪い気はしませんね。
大きな猫
ある動物行動学者は、猫が人間を違う種族だと捉えているようには見えない、と結論付けています。つまり、やたらと大きな猫だと思っているかもしれないのです。
犬は人に対する仕草と犬に対する仕草が全く違います。別の種族だと分かっているからこその行動なのでしょう。対して猫は猫に対する態度と人に対する態度に違いがありません。良くいえば裏表がないのが彼らなのです。
家族
猫がもし、飼い主さんのことをペロペロと舐めるのであれば家族だと思ってくれているでしょう。他の存在を舐めるのはアログルーミングといい、親しい間柄でしか行わない行動です。
一説には味見をしているという話もありますが、ひとまずここでは親しみを持ってくれていると思っておきましょう。猫の舌はザラザラとして力強く舐められると痛いです。我慢する飼い主さんは多いですが、撫で返すなどして、サラッと受け流す術を身につけておくとよいでしょう。
気分によって違う
その時の気分によって、飼い主さんの位置付けが変わるという話があります。気分屋らしい猫の特徴が良く出ています。時には母猫時には遊び仲間、そして他人と大きく関係性が異なります。
スリスリとやたら甘えてくることもあれば、こちらが近寄っても氷のような冷たい目で見られるのはこういうわけなのですね。都合が良いといえばそうなのですが、それが猫という生き物ですから受け入れましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:リズちゃん♀ / ソマリ / 1kg
猫が飼い主さんのことをどんな存在だと思っているかは猫によって、また気分によって異なるようです。できうれば、大切だと思われるようになりたいですね。せっせと奉仕致しましょう!