1.発情期
発情期になると、いつもよりたくさん鳴きます。春や夏になるとやたらとそわそわする、外に出たがること、ありませんか?避妊手術をしていれば発情期が来ても普段通りですが。ただ一度でも発情を迎えてから手術をした猫は、そわそわしちゃうことがあります。
相手を求める大きな声をあげていると、飼い主さんばかりか近所にもうるさく聞こえてしまいます。自然なことなので仕方ないのですが、もし繁殖させるつもりがないのなら、避妊手術を受けた方が良いかもしれません。
2.認知症
猫も認知症にかかります。粗相が増えたり、ウロウロと徘徊したり…。認知症の症状として、大声で鳴くことも増えるでしょう。夜鳴きがひどい場合は撫でるか放っておくか、また明かりを消すか点けるか猫によって対策が異なります。
予防として、知育おもちゃを使う方法が有効です。少し頭を使ってフードをゲットするものです。なるべく早い段階で取り入れておくと、適度な脳トレになります。
3.病気
病気がある為に鳴く場合も。例えば歯周病により歯ぐきに痛みがあるので食べる時に鳴く、膀胱炎がある場合は排泄の際に痛みを感じて鳴くなどです。悲鳴に近い声をあげるでしょう。
いつもと違う様子で鳴いているなら、どこかに異常がある可能性があります。早めに動物病院へ行き、診察して貰いましょう。
4.痛みがある
ケガなどでどこかに痛みがある場合も、いつもより鳴くことがあります。体におかしなところがないかチェックしてあげてください。足などにケガをしている場合、歩くたび痛みを感じるので思わず鳴き声をあげてしまうのかも。
また、飼い主さんが触ろうとすると怒る場合も、痛いところがあると考えられます。触られると痛みがあるので、「触るな!」と威嚇するのです。早めに治療してあげましょう。
5.不安を感じている
不安を感じているために鳴く場合も。新しい環境にきた場合や見知らぬ野良猫が庭にいる場合など、ずっとにゃ〜にゃ〜言っているでしょう。なるべくストレスを緩和させるようにしてあげてください。
慣れない環境に不安を感じているのなら、猫が安心していられる隠れ家を用意してあげると良いでしょう。自分だけの場所を作ってあげるのです。庭に見知らぬ野良猫がいるなら、外が見えないようにしてあげましょう。
不安が解消されれば鳴くこともなくなります。猫はストレスに弱い生き物ですので、体調に響かないように十分注意してあげてください。
まとめ
猫がいつもよりたくさん鳴くケースには、様々なものがありました。どれが該当しているのかを、考えてあげてください。ほとんどの場合適切な対処が必要となります。猫に必要以上の苦痛を与えないようにしてあげましょう!