安心出来ない環境
猫ちゃんと一緒に暮らす日々の中で、飼い主さんは居心地の良い環境を作ることができていますか。猫ちゃんにとって良い環境を作るためには、猫ちゃんの目線で物事を考えなければいけません。
飼い主さんが知らず知らず、猫ちゃんにとって安心できない環境にしてしまっていないか、振り返ってみて下さい。
1. 同居猫との接し方
2匹以上の猫ちゃんを飼われている方の場合、喧嘩をしていてもじゃれあっているのかな?と放置している飼い主さんはいらっしゃいませんか。もしかすると猫ちゃんにとっては相性が悪くて憂鬱な気分になっているのかもしれません。
人間と同じで猫ちゃんにとっても好き嫌いはあります。また猫ちゃんの性格によっては、嫌いな相手にわざわざ喧嘩をけしかけることなんてしない子もいます。飼い主さんが気づいていないところで、毎日がピリピリした時間になっている可能性があります。注意深く観察してあげましょう。
2. トイレが汚い
猫ちゃんは綺麗好きな生き物ですので、トイレの汚さは不快感に直結してしまいます。いつも簡単な掃除で終えてしまっている飼い主さんは、たまには気合の入った掃除もしてあげましょう。
月1で砂の全取り換えや、トイレの拭き掃除をしてあげると清潔さが保たれます。神経質な性格の猫ちゃんはトイレがしたくても不潔な環境だとできなくなる子もいます。汚い環境は人間以上にダメージを受けてしまいやすいので気を付けましょう。
3. 引っ越しが多い
飼い主さんの生活環境が引っ越しや出張の多い人だと、猫ちゃん居とっては良い環境ではありません。主張の場合は家を長時間空けることになりますので、自由奔放な猫ちゃんといえども頻繁な留守番はストレスを感じてしまいます。
また特に猫ちゃんにとって、ストレスを大きく感じることは引っ越しです。今まで慣れ親しんだにおいから離れて新しい環境に身を置くことは、相当な神経を使うのです。
また高齢の猫ちゃんであればあるほどストレスは大きくなるので、飼い主さんも引っ越しの際は考慮しましょう。
まとめ
猫ちゃんの性質に反した環境を作らなければ、自然と猫ちゃんにとって良い環境となります。上記の事以外でも家の近くで工事が始まった場合などは騒音で環境が悪くなりますし、友人や知人の出入りの多い家であれば、それはそれで猫ちゃんは警戒をしてしまうでしょう。
静かで穏やかな時間が好きな猫ちゃんの空間を飼い主さんも可能な限り守ってあげましょう。