1. 長期旅行は準備が必要

猫だけにして長期旅行…。それはちょっと難しい相談です。1~2泊くらいなら留守番できますが、3泊以上になると問題が。フードは自動給餌器に任せるとしても、水の補給やトイレ掃除などが必要になってきます。
猫を飼う前のように自由に旅行には行きづらくなるでしょう。ただ全く行かれない訳ではありません。ペットホテルやペットシッターを頼めば、問題なく留守番してもらうことが可能です。それでもできれば飼い主さんが一緒にいてあげる方が猫は喜ぶでしょう。
2. 寄り道しなくなる

猫に早く会いたくて、今までだったら寄り道していたところ、まっすぐに帰宅するようになる方が多いようです。友達や職場の飲み会は断りショッピングもろくにせず、飛ぶように帰る飼い主さん。
一方で猫は、帰ってきてくれるのを待ちわびているか、マイペースに昼寝しているかのどちらかでしょう。もしお出迎えしてくれたら嬉しいですが…。最初のうちは迎えてくれてても、慣れると来なくなる場合があるようです。
いずれにせよ、猫と触れ合う時間を取ることは絆作りに有効です。独り立ちしているように見えて意外と、飼い主さんとのスキンシップを望んでいるので、たくさん可愛がってあげてください。
3. 基本、猫中心

猫と暮らしているといつの間にか、猫中心の生活になっています。朝起こされたりソファを占領されたり。何かをしていると邪魔されて、結局猫のことを構うことになることも。
ヤツラは気がつかないうちにうまいこと飼い主さんを躾けて、自分の思う通りに操る術を持っています。その術中にハマらないようにしようとしても、気がつけば操られているのが恐ろしいところ。抵抗しようとしても、難しいかもしれません…。
4. 猫の経費も考慮

猫グッズやフードなど、多少の費用がかかってきます。とはいえ、それほど莫大なものではありません。選択する種類によってピンキリとなりますが、よほどの高級品ばかりでなければそこまでかからないでしょう。
ただ、医療費には気をつけたいところ。通院程度ならかかっても1万円くらいで済むことが多いですが、手術となると数十万円単位が必要です。というのも猫には人のような公的保険がないので、全て自費となります。もし心配な場合は、あらかじめペット保険に入っておくと安心です。
5. 幸せ増し増し

猫を飼った人の約9割が、「幸せが増した」と感じるよう。犬のようにいうことを聞かないので時に大変なこともありますが、総じて幸福度が増す人が多いようです。
実際、猫に触れると幸せホルモンが分泌されることが分かっています。飼うことで社会的に立ち直った人も。そんな不思議な力を持つのが、猫という動物なのです。
まとめ

今日のねこちゃんより:ラート♂ / 茶トラ / 0.2kg
猫と暮らしだすと、生活の様々な場面で変化があります。でもそれは、飼い主さんの大きな負担とはならないでしょう。
猫は人に、多くのことを与えてくれます。これは飼い主さんにしか分からないことかもしれません。多少の負担が気にならないほど、大きな幸せをもたらしてくれるのです。
それが猫と暮らすと変わる、一番大きなことでしょう。