アメリカやイギリスでは「肉」!
おさかな天国の日本ですが、アメリカやイギリスと言えばゴージャスなステーキのイメージですよね。まさしくアメリカやイギリスでは「猫は肉食」というイメージで、キャットフードのメインも「チキン」「ビーフ」「ウサギ」などが主流のようです。
そのため、日本では一般的な「まぐろ」「サーモン」などのフィッシュ系のフードはあまりないそうです。そして、アメリカの猫ちゃんはピザもよく食べるそうです。
イタリアやギリシャの猫は「パスタ」がお好き
イタリアと言えばパスタです!イタリアの猫ちゃんもパスタをよく食べるそうです。パスタは小麦でできているため、日本では猫にパスタを与えるのは良しとされていませんよね。
しかし、イタリアの猫たちは昔からパスタを食べ慣れており、なんとすすって食べられる子もいるそうです。ギリシャでもパスタが一般食なので、ギリシャの猫たちも同じくパスタを食べるそうです。
インドではやっぱり「カレー」?!
パスタで驚くのはまだ早いようです。カレー大国インドでは、やっぱり猫もカレーをよく食べるそうです!スパイスたっぷりのカレーを猫が食べるなんて日本では想像ができませんが…。
猟師さんから魚をお裾分けしてもらってきた日本と同様に、インドの方々に寄り添ってきた猫たちが同じようにカレーを食べてきたと考えると納得しますね。インドでは日本ほど猫の健康への意識はないようですが、カレーの量や食事回数を配慮しているそうです。
メキシコではまさかの「コーン」
穀物を配合していない「グレインフリー」のキャットフードが人気ですが、メキシコの猫はとうもろこしをよく食べるようです。
猫にとってコーンは消化不良やアレルギーの原因となりやすい食材ですが、メキシコの猫たちは昔からコーンを食べ慣れているためか、おいしそうによく食べるようです。甘くてジューシーなとうもろこしは確かにおいしいですものね!
「猫といえば魚」は固定概念だった!
上記のように、猫の好物はその国の食文化によって変わってくることが分かります。現在では日本でも肉をよく食べますが、昔は魚をよく食べていたため「猫といえば魚」のイメージが強く残っているのだと考えられます。
私たちから見れば猫が魚を食べることはごく普通のことですが、魚よりも肉をよく食べるアメリカの方から見ると不思議に感じることでしょう。このように「猫といえば魚」というのは日本の固定概念であることが分かりました。
猫の好物が、その国の方々の食文化と深く関係しているところがとても興味深いですね!
まとめ
今回は、海外の「猫の好物の定番」について解説いたしました。
- アメリカやイギリスでは「肉」
- イタリアやギリシャでは「パスタ」
- インドでは「カレー」
- メキシコでは「コーン」
というのが、各国の猫の好物の定番です。
まさか猫がパスタやカレーを食べるなんて驚きですが、それだけ昔から猫が世界各国の人間に寄り添ってきたということですね。
海外の猫たちはそれぞれの食材を昔から食べ慣れているため、消化吸収の耐性があると考えられます。いきなり猫ちゃんにカレーやパスタなどの人間の食べ物を与えるのは控えましょう。