こんな部分をチェックしている!?

猫と親しくなりたいのであれば、猫に好かれる行動を心掛けることが重要になってきます。猫は飼い主さんの行動をしっかりチェックしており、自分にとって良いことをたくさんしてくれる人かどうか確認をしているのです。一体猫はどのような行動をチェックしているのか、以下の項目で詳しく解説していきましょう。
1. 餌をくれるかどうか

猫に限らず、多くの生き物は餌を与えてくれる人に対して好意を抱く傾向にあります。毎日定期的に餌を与え続けていれば、猫は「この人は自分に美味しいものを与えてくれる優しい人」と学習してくれるのです。なので、猫に好かれたいのであれば、まずは餌を通して仲を深めていくのもおすすめですよ!
2. 撫でてくれるかどうか

スキンシップが好きな甘えん坊な猫は「撫でてくれること」に好感を覚えることもあります。なので、猫が甘えてきたときは、満足してもらえるまで撫でてあげるのもおすすめです。ただし、スキンシップが嫌いな猫や機嫌が悪いときの猫、まだ警戒心を抱いている猫を無理やり撫でてしまうと、逆に猫との関係が悪化する恐れもあるため、猫の様子に合わせて臨機応変に対応しましょう。
3. 自分の要求を聞いてくれるかどうか

猫は飼い主さんに対して、様々な要求をしてくることがあります。構ってほしい、猫トイレを綺麗にしてほしい、お腹が空いたといったような要求に応えてくれる人には、懐きやすい傾向にあるといえるでしょう。もちろん例外もいますが…。
過剰に餌やおやつを欲しがっていたり、猫にとって危険なこと(「外に出たい」など)を要求したりしてきた場合は心を鬼にして無視することも大切ですが、そうでない場合は要求を聞いてあげて、信頼関係を築くのも大事といえるでしょう。
4. 嫌なことをしてこないかどうか

猫にとって良いことをしてあげるのも重要ですが、猫が嫌がることをしないというのも同じくらい重要といえるでしょう。「猫を追いかけまわす」「大きな物音や声をたてる」「嫌なにおい(香水、ミントや柑橘系のにおいなど)を身にまとっている」「無理やりスキンシップをとろうとする」「眠っているのに起こされる」といった行動を猫は嫌う傾向にあります。なので、このような行動はできるだけとらないように細心の注意を払いましょう。
まとめ

今日のねこちゃんより:月輝♀ / 1歳 / マンチカン / 3.5kg
猫は一見ボーっとしているように見えるかもしれませんが、実は飼い主さんの様々な行動をチェックしています。また、飼い主さんがした行動をしっかりと覚えているのです。
そのため、良いことをしてあげたら「優しい人」「良い人」と覚えてもらえますし、反対に猫が嫌がることをしたら「敵」とみなされてしまう可能性もあるのです。なので、猫と接するときは、できるだけ猫に好かれる行動をとるように意識してみましょう。