猫だってミスをする!
器用な猫ちゃんたちの失敗って、どんなことがあるのでしょうか。我が家でよく起きる猫たちの失敗は、こんな感じです。
- 猫ベッドの縁から転落する
- ジャンプしようとして足を滑らせる
- 棚の上のものに当たって落っことす
- バレていないと思った悪戯が見つかる
どれも飼い主から見たら「あらら~…」な場面ですが、猫ちゃんにだってプライドはあるので「見られたくなかった!」ということもあるでしょう。
そんな時にする猫ちゃんたちの反応は、どんなものでしょうか。
1「恥ずかしいにゃ! 見なかったことにして!」
猫ちゃんが失敗した時、しっかりと飼い主さんが目撃していると、目が合った瞬間に目を逸らし、遊ぶなどの全く別の行動を始めることもあります。
まるで「今のナシ! 何もなかったにゃ!」と言いたげです。猫ちゃんにも「恥ずかしい」という感情があるようですね。
よほど危険な失敗でない限り、飼い主さんは見なかったことにしてあげるのもいいのかも知れません。
「何もなかったよ、何も見てないよ」という顔をして後片付けをしてあげると猫ちゃんもほっとすると思いますよ。
2「知らないにゃ! 何もなかったにゃ!」
大好きな飼い主さんに失敗を見られた猫ちゃんは、慌ててその場から逃走することもあります。まるで「怒られる!」と思って逃げているかのような行動です。
こちらも、よほど危険なことでなければ怒ったりはしないのに…と思うかも知れませんが、猫ちゃんにとっては悪戯が見つかったりしたら怒られると思ってしまうようですね。
棚のものを落としたりした時などは、その大きな音に驚いて逃げてしまっていることもあるかも知れません。
驚いてしまった時には「大丈夫だよ~」と撫でて落ち着かせてあげるのもいいでしょう。失敗したことを見られた恥ずかしさからか、怒られてしまうと思い込んでいるのか、隠れてしまう猫ちゃんもいますが、時間が経てばいつも通り元気に遊んだりしていることでしょう。
3「自分じゃないにゃ! こいつがやったにゃ!」
こちらは多頭飼いのお宅で見られることですが、他の猫ちゃんのせいにする子もいるようです。
猫には「転嫁行動」というものがあり、全く関係のない猫ちゃんや飼い主さんに八つ当たりをすることもあるので、悪戯をした時は「こいつがやったにゃ!」、どこかから落ちた時は「こいつが押したせいにゃ!」と、たまたま近くにいた他の猫ちゃんのせいにする子もよく見られます。
関係ないのに自分のせいにされた猫ちゃんには災難ですが、賢い猫ちゃんはよく他の猫ちゃんのせいにすることもあるようです。
まとめ
「猿も木から落ちる」ということわざがあるように、猫ちゃんだって時には様々な失敗をします。恥ずかしくなって知らないフリをしたり、逃走したり、他の猫ちゃんのせいにしてみたり…そんな猫ちゃんを見ていると、飼い主さんも微笑ましくなりますね。
猫ちゃんにとって危険なものはできるだけ片付けて、失敗しても「知らないよ~、見てないよ~」という顔をすることも必要かも知れません。
高いところから落ちそうな場合には、いつでも受け止めてあげられるように、目の届く範囲なら猫ちゃんをしっかり見ておくことも大切だと思います。もちろん、猫ちゃんだって受け身が取れるので、よほどのことがない限りはきちんと着地できると思うので、そこまで心配はしなくてもいいでしょうけどね。