抗議してる
猫がリラックスタイムの時や寝ている時などに構うと、あくびをされることがあります。一見「眠いのかな?」と思うのですが、実は「邪魔しないで!」の意味がこもっている場合があります。
ですからもし猫がウトウトしている時などに手を伸ばし、あくびをされたらそれ以上は構うのをストップした方が良いでしょう。しつこくすると嫌がられてどこかへ行ってしまう場合がありますし、噛むなどの攻撃を受ける可能性もあります。
叱られた時のストレス
猫が叱られた後にあくびをしていたら、ストレスを感じているかもしれません。飼い主さんが悪いことだと思っても、猫は全くそう思っていないことはしばしばです。何に対して叱られているのかさえ、理解できていないこともあるでしょう。
「ちょっと、怖い顔してにゃんなの?」と荒れ狂う飼い主さんを前に、戸惑っているのかもしれません。あまり頻繁に叱っていると、猫の中で怖い人認定されてしまう可能性がありますので、ほどほどにしましょう。して欲しくないことができないように工夫する方が、近道だったりします。
失敗して…
猫も時には失敗します。ジャンプしようと思ったら落ちてしまったり、スキマにハマってしまったりして、うまくできなかったことにストレスを感じるのです。
するとあくびをして、そのイライラを解消します。「転位行動」と呼ばれています。場合によっては、近くにいた猫に飛びかかって八つ当たりするかもしれません。やられた方はとんだとばっちりです。
興奮しすぎた
興奮しすぎた時、あくびをして気分を落ち着けることがあります。遊んでいるとついつい気分が高ぶってしまい、周りが見えなくなってしまうのです。思わぬケガを防ぐ為や獲物を見逃さないためにも、あくびをしてクールダウンをしています。
飼い主さんと遊んでいる時、突然毛づくろいを始めるのも同じ理由です。つまらないからではなく楽しすぎるから行なっている行動です。
いじけてる
いじけている時も、あくびをします。例えば、飼い主さんにすり寄って行ったのに構ってくれなかった…。そんな時は少し遠くから眺めて、これ見よがしにあくびします。ご飯を貰えなかった時も、同様です。
「せっかく可愛くおねだりしたのに、なんで無視するにゃ!」と怒り心頭に発しているのかもしれません。後が怖そうなので、なるべく要求には応じた方が良さそうです。
まとめ
猫があくびをする理由、中々可愛らしいものが多いです。ストレス発散や気分を落ち着ける為に、ふわぁとするのです。猫のあくびは口がとても大きく開くので、思わず指を突っ込みたくなってしまいますが、噛まれないようにご注意を。余計にストレスを与えてしまいそうですね…。