猫がケケケッと鳴くときの心理

猫がケケケッと鳴くときの心理

猫と暮らしていると、何種類もの鳴き声があることに気がつきます。その時々で心理が異なります。おねだりの「ニャ〜」、怒りの「シャー!」。では、「ケケケッ」は?あまり猫っぽくない鳴き声ですが、きちんとした理由があってのことなのです。さて、この変わった鳴き方をする時の心理とはいかに?

興奮!!

興奮気味な猫

とても興奮した時に、高い声でケケケッと鳴くことがあります。思わず出てしまうのだと、考えられます。きっと飼い主さんと遊んでいて、楽しいのでしょう。

猫によって、カカカッやニャニャニャッのことも。いずれにしろ、高い声で短く鳴く時は、興奮しているのだと思いましょう。

気を落ち着かせる為に、毛づくろいや爪とぎをするかもしれません。決して退屈なのではなく、逆に楽しすぎるからこその行動です。猫の気が済むまで遊び続けてあげると、喜びます。思う存分、楽しませてあげてください。

捕まえられにゃい…

外の鳥を見る猫

窓の外を見ている時、ケケケッが発動されることも。鳥や虫など、猫の興味を引く動物が見えたのでしょう。もう視線は釘付けです。

「あ〜捕獲したいけど、外に行かれないから無理…」ともどかしい気持ちを表して鳴き声を出します。もし外出できれば、一目散に捕まえに行ったに違いありません。

ですが外界は、猫にとって危険がいっぱい。いつ事故に遭うか、喧嘩をして病気をもらってくるか分かりません。申し訳ないですが本当の狩りは諦めてもらって、飼い主さんが動かすおもちゃで満足してもらいましょう。

十分に体を動かせば、満たされること間違いなしです。猫との絆を深める為にも、たくさん遊んであげましょう。

擬態かも?

鳴く猫

他に考えられるのが、「擬声」です。狙った獲物の鳴き声を真似ているのです。なぜそのようなことをするかというと、狩りをする為。

捕獲対象に近づく際同じような声を出しておけば、怪しまれることはありません。猫は捕まえる気満々でいるのでしょう。

鳴き声を真似て距離を縮め、さぁ飛びかかるぞ!と思ったら、窓にドカッ!!敵は己ではなくガラスでした…。

本能でつい…

狩りをする猫

本能でついついしてしまう反応、という話もあります。ケケケッと言いながら獲物に飛びかかるのが、猫の狩りの仕方なのだとか。人が気合いを入れた時、思わず声が出てしまうのと同じ感じでしょうか?

ケケケッ中の猫は若干興奮ぎみなので、近寄らない方が無難です。下手に撫でたりすると、思わぬ攻撃を食らうかもしれません。落ち着くまで様子を見ましょう。

まとめ

ひじき

猫は様々な鳴き声で、心理を教えてくれています。ケケケッにはいくつかの気持ちが隠れています。本当のところは推測するしかありませんが、理解しようとすることは大切です。猫との心の距離をより、縮めることに繋がるでしょう。

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