1. 立ち上がる
ふと立ち上がる、飼い主さん。猫は「もしかして、何か貰える?」と期待して見ています。歩き出すとついてくること、ありませんか?密かなおやつへの希望を胸に後に続きます。
でも、その予想はきっと、外れることの方が多いでしょう。がっくりと肩を落として、寝床へ戻る猫の姿が目に浮かびます。飼い主さんだって、毎回毎回、おやつを与えるわけにはいきません。それに、トイレや家事に立つことも多いはずです。
猫の期待を裏切っているようで何ともすまない気持ちになりますが、必ずしもご希望に沿えるわけではないことを分かってもらいましょう。
2. おもちゃを持つ
飼い主さんがおもちゃを持つと、猫は自動的に「え!遊んで貰える?」と思うのでしょう。目をキラキラさせながら側に寄ってきますが、あえなくしまわれてしまい…。
ただ片付けているだけなのに嬉しそうに近づいてくる彼らに対して、どう対応したら良いのでしょうか?
とはいえ、猫と遊ぶことはとても大切です。退屈しのぎやリフレッシュになりますし、何より絆を深めることにも繋がります。お互いのために毎日数分でも良いので、一緒に楽しむ時間を作りましょう!
3. 帰宅する
コツコツと足音がして、ガチャっと玄関の鍵が開く音…。飼い主さんが帰宅するのを、今か今かと待ち構えます。
留守番をしている猫にとっていつ主人が帰ってくるかは、常に気になることではないでしょうか?比較的孤独には強いですが、やはり長時間になってくると寂しさを感じるようです。
1匹の時間が長ければ長いほど、飼い主さんが帰宅した時の甘え方の度合いが高いという研究結果もあります。できるだけ早く帰るのに越したことはありません。
4. 自分を見てくれているか
猫にとって、飼い主さんの意識が自分に向いているかどうかは気になることのようです。試しに猫以外のもの、例えばテレビやスマホなどに集中してみてください。
ヤキモキした表情でどこからともなくやってきて、邪魔に入るはずです。俗に言う、「邪魔猫」ですね。それで飼い主さんが振り向いてくれれば、安心してどこかへ去っていくでしょう。
プライドなのか嫉妬心なのか、どうも自分に注目が集まっていないと不快なようです。不安を感じるのかもしれません。猫が「こっち向いて!」とアピールしてきたら、構ってあげてください。
5. お掃除やお手入れなど
飼い主さんが日常的に行うお掃除や猫の体のお手入れ。いつ始まるのかと気になるようです。掃除機の音が苦手な猫は多く、あの爆音が獰猛な敵のように感じることも。何度も聞いているうちに慣れてくる場合はありますが基本的には嫌がります。
そして体のケアもしようとすると、一目散に逃げ出します。猫の為にやっていることなのですが、どうしても避けたいよう。いつ飼い主さんが嫌なことをしようとするのか、猫にとっては気になることでしょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ナラ♀ / ロシアンブルー / 3kg
猫は自分にとって嬉しいこと、嫌なことを良く気にしているようです。飼い主さんの行動、気にしていないように見えて実は結構チェックしているように思います。どこかから見られていると思った方が、良いようです。