飼い主さんを信用しているサイン
猫ちゃんが飼い主さんのことをどれくらい信頼しているのかを、気にされている方は多いのではないでしょうか。その信頼度を知る方法としていくつかの仕草があります。猫ちゃんは言葉が話せない分、自身の行動や仕草で表します。
その中でも、信頼している飼い主さんの目の前でしかしない、もしくはその仕草の頻度が多くなるといった特徴的な仕草があります。飼い主さんがそれを知っていることで、より愛猫との絆が深まるきっかけになるかもしれません。ぜひ覚えておきましょう。
1. お腹を見せる
いわゆる「ヘソ天」と呼ばれる仕草でもあるのですが、飼い主さんの前でお腹を見せてくれるようでしたら信頼されている証拠です。猫ちゃんに「この人は自分に危害を加えてこない人」と認識されています。それでなければ猫ちゃんの体の弱点ともいえるお腹を見せたりはしません。
もちろん全く見せないからといって「信頼されていないのかも」とガッカリはしないで下さい。猫ちゃんの性格によっては警戒心の強い子だとお腹を見せない子もいます。ただ見せるのであれば信頼されているととって大丈夫です。
注意点はお腹を撫でたりはしないで下さい。「撫でて下さい」という意味ではなく「構ってほしい」という意味合いが強いです。撫でるのであれば頭や頬といった、愛猫が好きなポイントを撫でてあげましょう。
2. 一緒に寝る
猫ちゃんがもし一緒に寝てくれるのであれば、十分に信頼されています。「睡眠」の状態は野生動物の環境では、いつ襲われてもおかしくない状態です。なるべく隠れて寝ようとするのが動物の本能です。
その中で飼い主さんと寝てくれるのであれば「この人と一緒に寝るのは安心」と認識されている事でしょう。愛猫の寝ている姿は可愛らしいものです。ぜひ睡眠時は邪魔しないで優しく見守ってあげましょう。
3. 自ら近づいてくる
猫ちゃんの方から近づいてくれるのであれば信用されています。猫ちゃんは野生の本能により、不用心に近づいて攻撃されたら大変ですので、信頼している生き物にしか近づいてきません。なお信頼度が高ければそのまま甘えてくれたりもします。
愛猫は筆者が寝ころびながらスマートフォンを眺めていると、時々頭直進して頭突きをスマートフォンに当ててきます。「スマートフォンより私を構って」という表現だと思われるのですが、愛猫ながら不器用な愛情表現だなと感じています。しっぽはぴんと真っすぐ立っていることも特徴ですので、ぜひ観察してみましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ノア♀ / キジトラ / 0.4kg
猫ちゃんからの信頼度が高いと機嫌のよい時間が増えますし、甘えてくれる頻度も多くなります。ぜひ日頃のコミュニケーションを大切にして、絆を深める努力をしていきましょう。