1. 捨てるよ…
猫にキツい衝撃を与えてしまうのが、飼い主さんの「捨てるよ」の一言。これには猫も傷つき、凹んでしまうでしょう。可哀想だから絶対に言わないであげてください。
たとえ冗談だとしても、猫は本気にとってしまうかもしれません。もし飼い主さんに捨てられてしまったら、猫はこの先どうやって生きていけば良いのでしょうか?
そんなお先真っ暗な想像を猫にさせてしまう飼い主さんは、飼い主の風上にもおけないと言わざるを得ません…。
2. 下手くそ!
猫だって、時には失敗します。ジャンプに失敗して落ちてしまったり、うまくおもちゃを捉えられなかったり…。
失敗した時、猫はその動揺を落ち着かせようと、必死で毛づくろいなどをしているのです。そこに飼い主さんの「下手くそ!」なんて言葉が飛んできたら…。もう凹む以外の行動は取れません。
猫の失敗を笑うと、猫も笑われたと気がつきます。猫のプライドを傷つけないように、笑いたくても我慢するのが礼儀というものでしょう。
3. あの子の方が…
猫は飼い主さんの気持ちに敏感な生き物。例えば多頭飼いをしていると、どうしても猫同士比較してしまうこともあるでしょう。
でも「あの子の方がいい」とか「あの子の方が好き」とかそんなひどい言葉は使わないでください。贔屓すると猫はそれを敏感に察知して傷ついてしまいます。
飼い主さんの好みはあるでしょうが、平等に愛情を注いであげてください。
4. 嫌い!
「嫌い!」そんなことを大好きな人に言われたら、どう思いますか?ましてや、母猫のように慕っている飼い主さんに言われたら猫が凹むのは必至でしょう。
間違っても猫に向かって「嫌い」という言葉は発しないようにしてあげてください。とっても可哀想です。そもそも嫌いなら、飼わなきゃ良い訳で…。飼い主さんの言い分もあるかもしれませんが、非力な猫に向かって嫌いというのは絶対に避けてほしい言葉です。
5. バカ、など
バカとかアホとかの、悪口もNGです。「どうせ分からないだろう」というのは甘いです。猫は飼い主さんの気持ちを敏感に感じ取っています。猫が人の言葉を理解できないからと言って、猫の悪口を言うのは避けてあげましょう。
まとめ
言葉というものは便利ですが、時に猫を傷つけてしまう凶器にもなります。猫にだけではありませんが、なるべくなら優しい愛情に満ちた言葉を使って行きたいですね。