寂しいのサイン
飼い主さんのお仕事が繁忙期になると、愛猫に留守番をさせる家庭も多いのではないでしょうか。しかし1日2日ならまだしも、多くなってくると飼い主さんも寂しい思いをさせているのではないかと、心配になってくるのではないでしょうか。
言葉が話せない猫ちゃんの気持ちを読み取るために、「寂しい」と感じている可能性が高いサインについてまとめてみました。家を留守しがちな飼い主さんはぜひ参考にしてみて下さい。
1. いつもより長く鳴く
猫ちゃんのいわゆるプライドの高いイメージや孤高といった表現で表されるところから、寂しいという感情は抱かないのではと仰る人もいます。しかし実際にはいくつかの寂しいと感じたら表すサインがあります。
その1つが「いつもより長く鳴く」ことです。普段猫ちゃんはあまり鳴く生き物ではありません。猫ちゃん同士では主に耳やしっぽでコミュニケーションをとりますし、野生の猫ちゃんはむしろ敵に自身の居場所がばれてしまう可能性がありますので、めったに鳴きません。
しかし、家猫の場合は飼い主さんとのコミュニケーションに「鳴く」という行為をとることが多く、それが長くなると「ふと寂しくなった」「母猫を思い出した」などで寂しく感じていることがあります。理由はそれぞれ違うので猫ちゃんに聞いてみなければわかりませんが、この仕草が見られたときは少しケアをしてあげて下さい。
2. いたずらをする
急に愛猫がトイレではない場所で粗相してしまったり、大切にしていた家具に爪とぎをしたことなどはないでしょうか。それはもしかすると寂しさゆえのいたずらかもしれません。
飼い主さんに構ってほしいというアピールのために、注目を浴びる行為にでているのです。遊び足りないという気持ちからいたずらをしたりなど、飼い主さんを求める気持ちのあまり困る行動に出るのです。
しかし何でも猫ちゃんの言いなりになってしまうと、飼い主さんはいつまでたっても家を留守にすることはできません。程よい距離感を保つためにも、猫ちゃんにも理解してもらいたいところは理解していただきましょう。
3. ふみふみをする
通常、猫ちゃんが手足をぐーぱーして、気に入った場所で足フミしているような行動を「ふみふみ」と呼んだりしますが、寂しさをまぎらわすためにする子もいます。
本来は、幸せな気持ちになっているときに行うことが多い仕草なのですが、母猫を思い出して少しなつかしさと、寂しさを混ぜたような複雑な気持ちでしているかもしれません。飼い主さんも注意深く愛猫を観察しておきましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ボブ君 / ♂ / マンチカン / 0.8kg
人間と同じように、猫ちゃんも寂しい気持ちはちゃんとあります。飼い主さんはそれに早めに気づいてあげることができれば、ケアをできるのも飼い主さんだけですので、知識として覚えておきましょう。