1.かまってほしい、やきもち
猫と暮らしていると、様々な場面で猫が飼い主さんの邪魔をしてきます。その一つがテレビを見ているときです。飼い主さんがテレビを見ていると、画面の前に座ってしまう猫がいます。テレビに興味があって来たのではなく、飼い主さんの方を向いてテレビの前に座ってしまうという方法で、邪魔をしてくることがあるんです。
飼い主さんとテレビの間に入ってくる。こんなとき猫は、かまってほしい、甘えたい、遊びたい、なでてほしいなど訴えている場合があります。無理やり飼い主さんの視界に入ることでアピールしているのです。不満げな顔で飼い主さんを見つめながら鳴くこともあります。
もしかするとテレビの前にやってくる前に鳴いたり、飼い主さんの膝の上に乗ったりアピールしていたのかもしれません。それでも気づいてもらえないと、テレビの前に居座ってしまうという猫もいます。猫が「テレビよりも自分を見て!」と言っていると思うと、とてもかわいいですよね。
2.ごはんやトイレ掃除などの要求
テレビの前に居座ることでお腹が空いた、トイレを掃除してほしい、カーテンを開けてほしいなどの要求をする場合があります。猫によっては、にらむように飼い主さんを見つめたり、飼い主さんの気持ちがわかるのか番組のいいところでテレビの前にあらわれて邪魔をしてきたりする猫もいます。「テレビの前に居座れば、すぐに飼い主さんが動いてくれる」と学習したのかもしれませんね。
3.愛情表現
テレビの前にあらわれて飼い主さんを見つめるのは、不満や要求だけではありません。飼い主さんへの愛情表現をしている猫だっているんです。猫と目があって、猫が目を細めたりゆっくり閉じたら、それは「大好き」ということを飼い主さんに伝えています。
愛情表現をしたのが、たまたまテレビの前だったのかもしれませんね。猫と同じようにゆっくりまばたきをして、飼い主さんからも猫に愛情表現をしてあげましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:ハッピー / ♂ / 1歳 / 茶白トラ / 5kg
猫が飼い主さんの邪魔をしてくることは「猫あるある」ですよね。テレビの前に居座って飼い主さんの方を見るという猫もいます。
そんな行動には、テレビを見ていないでかまってほしいという気持ちや、お腹が空いたなどの要求の意味があるんです。
また、目を細めるなどして飼い主さんへの愛情表現をしてくれることもあります。テレビが見られなくて邪魔な行動ではありますが、猫がそんな思いで居座っていると思うと、よりかわいく感じるのではないでしょうか。