可愛すぎ♡猫が『上目遣い』をしてくる時の意味5つ

可愛すぎ♡猫が『上目遣い』をしてくる時の意味5つ

猫の可愛い仕草のひとつに「上目遣い」があります。つぶらな瞳で見つめられるだけでも愛おしさを感じるのに、上目遣いで見つめられたら、ますます猫が好きになるでしょう。今回は、猫の上目遣いについてご紹介いたします。

猫は甘え上手!?上目遣いで語る猫たち

うに

猫に上目遣いで見つめられたことはありませんか?あまりの可愛らしさに思わずキュンとしてしまいますよね。

この上目遣いにはどのような気持ちが込められているのでしょう。クールであまり人に甘えるイメージがない猫ですが、本当は甘え上手なのでしょうか?愛おしい仕草から見えてくる猫の気持ちに触れてみましょう。

1.リラックスしている

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猫が飼い主さんの目をじっと見つめるのは、心を許してくれている証です。特に瞳孔が標準的か細めである場合は、精神的にも穏やかな状態を表します。

猫は不審に思う相手や、見知らぬ存在と目を合わせることはありません。これには猫社会におけるマナーが関係しています。猫同士が目を見つめ合うというシチュエーションは、喧嘩の始まりです。猫は無駄な喧嘩を回避するために、極力目を逸らす習慣が身についています。

半ば本能的に目を合わせない猫も、人との生活に馴染む中で目を見ても大丈夫だと認識するのです。そして、母猫のように安心できる相手となった飼い主さんを見つめるようになります。

2.「大好きだよ」と伝えたい

すす

猫は日頃の感謝の気持ちや、大好きという感情を言葉で表現することができません。その代わり、ボディランゲージによってたくさんのメッセージを伝えてくれます。

目を細めたり、ゆっくりと瞬きしているときの猫の気持ちは「大好きだよ」と伝えています。上目がちでこのようなアピールをされてしまったら、猫からのプロポーズを受けない理由が見当たらないですね。

我々が猫に魅せられる理由は、このさり気ない仕草の中に愛おしさを感じるからなのかもしれません。

3.甘えている

むぎ

猫は人の心を動かす天才です。上目遣いというテクニックを巧みに使いこなすことで、要望に応えてくれることを知っています。

厳しい野生の世界ではなく、安全な環境で暮らす猫は成猫になっても尚、子猫のような要素を残しています。だから、体は大きくなっても甘えたいときがあるのです。そして、それが許させるのが人間との暮らしです。

甘えたいアピールとして上目遣いで見つめられたら、思わず手を止めて撫でてあげたいと思うでしょう。少々ぶりっ子のような仕草も、猫であれば受け入れやすいですね。

4.要求があるとき

ゾゾ

猫は、我々に何かを求めるときにも上目遣いを使ってアピールしてきます。主な要求は次のような事柄です。

  • 「ご飯ちょうだい」
  • 「遊ぼう」
  • 「こっち見て」

食器の前、もしくはフードを収納している戸棚付近に座り、上目遣いでこちらを見ているときは食事を求めています。これがおもちゃ箱の前や、おもちゃを咥えている場合は遊びに誘っています。

「ニャー」という鳴き声に反応し、愛猫のほうを見ると上目遣いで見つめているということもあるかもしれません。これは、注意を引くための手段です。このように、要求に合わせて見事にテクニックを駆使しています。

5.警戒している場合もある

まろん

猫は、やや警戒している場面でも上目遣いをします。可愛らしい仕草からは想像もつかないでしょう。例えば、馴染みのない猫が上目遣いで見つめてきた場合がそれに該当します。人懐っこい猫だと誤解して触れようとすると逃げられてしまうかもしれません。

猫が警戒しているときや、興奮気味である場合、瞳孔が大きくなります。いわゆる黒目がちな目です。猫が黒目がちになると愛らしさが増します。

しかし、その愛らしさに惑わされてはなりません。興奮気味である以上、攻撃を受けるリスクがあります。猫の場合、そのギャップが、よりミステリアスな雰囲気を作っているのでしょう。

もしも、猫に上目遣いで見つめられたら?

どんさん

猫の目には不思議な魅力があります。更に上目遣いで見つめられてしまったら、自分のことは後回してでも要求に応えたくなるかもしれません。

もしも猫に上目遣いで見つめられたら、どのように反応すれば良いのでしょうか?ここからは、上手な応え方についてご紹介いたします。

素直に喜ぶ

馴染みのある猫であれば、そのほとんどが好意的な意味合いになります。警戒心が強く、なかなか心を開いてくれなかった猫が、信頼の証として上目遣いをしてくれたのであれば素直に喜びましょう。

ここで「可愛いね」「いい子だね」「ありがとう」などと褒め言葉をかけてあげると、猫も喜ぶでしょう。猫はあからさまに喜びを表すことはできません。でも、褒め言葉は大好きです。飼い主さんの雰囲気から、これらの言葉がポジティブな意味合いであることを理解します。そして、目を細めるなどの手段で喜びを伝えてきます。

適度に要求に応える

まりん

ここで「適度に」という表現を用いたのには理由があります。それは、こちらが適切な形で対応しなければならないからです。

上目遣いで見つめてくる行為はとても愛おしさを感じ、何でも要求に応えたくなってしまいます。しかし、それが食事やおやつの催促である場合、その都度応えてしまうことで、愛猫の健康を害することに繋がります。

猫は、優れた観察力と学習能力を持っています。可愛らしい仕草で訴えることで要求が通ると学習し、プラスになった行動はその後継続されます。愛猫が健やかに、幸せに過ごすためにも過剰な甘やかし行為は控えましょう。

ゆっくり瞬きをする

猫に優しく声をかけることは大切です。それと同様に、我々が猫語を用いることもコミュニケーションをはかるうえで重要になります。

その一例として、先ほど紹介した「ゆっくり瞬き」を実践することで、猫にも伝わりやすい形で愛情を伝えることが可能になります。上目遣いで甘えてくれる、好意を寄せてくれる愛猫に対して、我々も気持ちを伝えましょう。

遊んであげる

虎吉

猫は時々、ゴロンと転がりながら見つめてくることがありますよね。これは遊んでほしいというサインです。警戒心が強いはずの猫がお腹を見せてきたり、ここでも上目遣いをするところは、もはや一種の憎らしささえ感じてしまいます。

仕事の邪魔をしたり、イタズラしたりと猫は何かとトラブルを引き起こします。それでも、憎みきれずに笑顔になれるのは、愛くるしい行動を取って我々の心を動かすからなのでしょう。

遊びに誘われたら、可能な限り付き合ってあげてください。ただし、今すぐには困難である場合は「後でね」と一言伝えましょう。無視せずに声をかけてあげることで、愛猫も満足することができます。

まとめ

イチ

猫の上目遣いには様々な意味がありました。見ているだけでも可愛いですが、その意味を知るとますます愛おしくなりますよね。

猫と暮らすことは、楽しいことばかりではありません。しかし、一度猫と暮らす道を歩み始めると「猫のいない生活は考えられない」と思ってしまうのは、猫が持つ不思議な魅力に心を動かされてしまったからなのでしょう。

上目遣いの猫。それは純粋でありながらも人を惑わす魔法のようなものです。魔法にかけられた我々は、これからも猫に飼われ続けるのでしょう。時々惑わされてみるのも幸せなのかもしれません。

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