1. 高い場所に行きたい
猫が高い場所が好きなのはご存知だと思いますが、飼い主さんの体をよじ登ることで、より高みに行きたいのかもしれません。
飼い主さんの頂上から見る景色は格別なものがあるのでしょう。また、もしかしたら飼い主さんを制覇したという優越感に浸っている可能性もあります。
もしくは、飼い主さんと同じ景色が見たいという可愛い理由?いずれにせよ、猫の高いところに登りたい欲求を満たすのが、飼い主さんの体によじ登ることだったということです。
2. 甘えたい
猫が飼い主さんの体によじ登るのは、甘えたいからという心理もあります。特に子猫は、飼い主さんによじ登る回数が多いでしょう。
母猫代わりだと思っている飼い主さんによじ登って甘えているのです。大好きな飼い主さんに少しでも近づきたい、抱っこして欲しい、そんな心理でよじ登ります。可愛い…。子猫のあのベビーフェイスで登られたらひとたまりもありませんね。子猫を振り払おうとする飼い主さんは、皆無でしょう。
3. ちょうど良い踏み台だから
例えば、あそこにある棚に登りたいから、猫が飼い主さんを踏み台にした可能性もあります。飼い主さんからするとなんともひどいお話ですが、猫って合理的なところがありますから、猫からしたら当たり前のことなのでしょう。
お世話になっている飼い主さんを踏み台にするか…と腹が立ちますが、そこを強く出れないのが猫の飼い主さんの弱いところ。
そうしてあっけなく、猫が飼い主さんを踏み台にするのを許してしまうのです。ま、猫が満足なら、それでいっか。
4. 気を引きたい
飼い主さんの気を引きたくて、よじ登ることも。飼い主さんが何か、猫以外のものに夢中になっていたのでしょう。
「こっち向いて!」と言うように、飼い主さんによじ登って存在をアピールします。猫によじ登られたらさすがに、無視はできませんよね。無視できる飼い主さんはよほどの強靭な精神の持ち主か、よじ登られるのが日常で慣れすぎてしまったかどちらかでしょう。
ですが猫を無視し続けると、寂しくてストレスを溜めてしまいますので、毎回反応せずとも適度に構ってあげてくださいね。
5. 子猫の頃からの習慣
子猫の頃、良く飼い主さんによじ登っていてそれがそのまま成猫になっても習慣として残り、よじ登るのが普通になっている可能性も。
子猫の頃はまだ体重が軽いですから、よじ登られてもそうダメージは受けませんが、成猫に成長した猫によじ登られると結構な負担かもしれません。
こうなったらもう猫の頑丈なタワーになるべく、体を鍛えるしかありません。猫にいくらよじ登られようとも、ビクともしない体を作り上げましょう。
まとめ
飼い主さんの体って、猫にとったらよじ登りやすい形状なのでしょうか?それほどそうとは思いませんが、なにしろ登るのが好きな猫ですから仕方ありません。
でも、もし猫によじ登られるのが嫌だったら、それはハッキリと伝えた方が良いでしょう。今後の猫との関係においても本音を伝えることは大事なことです。
嫌じゃない場合は、今のまま猫のキャットタワーとなることを楽しみましょう。それも、猫とのコミュニケーションの一環ですね。