冬到来!寒くなると猫におきる変化5つ

冬到来!寒くなると猫におきる変化5つ

寒くなると猫の見た目や行動に変化が見られるようになります。寒さに耐えるための見た目の変化や、寒さのために健康に注意しなければならないことがあるんです。どのような変化がおきるのかご紹介します。

1. 体がふっくらする

2匹の長毛の猫

猫は冬に向けて冬毛に生え変わるため、体はふっくらしてきます。猫によって毛の量は違いますが、首や胸の毛が増えたり、毛が増えるため色が濃くなったように見えたりするので、夏と冬を比べると違う猫のよう見える猫もいます。

また、毛を逆立てて空気の層を作りあたたかくなるようにするため、体をふくらませることもあります。

2. 体を丸める

丸くなって寝る白い猫

気温が低いと猫は丸くなって、冷たい空気が触れる部分を少なくしようとします。しっかりと丸くなって寝ているときは寒いときです。前足を折り畳んで体の下に入れる香箱座りのときも、少し寒いと感じています。

あたたかくなるにつれて、丸めていた体は伸びて、前足を伸ばしたりお腹を見せたりするので、猫の寝姿で「寒い」「あたたかい」が分かります。

3. 暖かい場所から離れない

暖炉の前にいる猫

猫は暖かい場所を見つけるのが得意と言われています。日光が当たって暖かい場所、ストーブなど暖房器具の前など暖かい場所から離れなくなります。暖房器具の場合、いつの間にか毛が焦げていたり、こたつに入ったままで脱水してしまったりと心配なこともあるので注意が必要です。

4. 太りやすくなる

体重計に乗る猫

寒さから体を守るため、猫は冬は体に脂肪がつきやすくなります。加えて、寒さで運動量が減ることもあり太りやすくなります。ぽっちゃりした猫はかわいらしさがありますが、肥満になってしまうと病気のリスクが高まるので、体重測定と食事の量の調整や運動などに注意したいですね。

5. 水をあまり飲まなくなる

水が入った容器と猫

猫は、冬はごはんをよく食べるようになりますが、水をあまり飲まなくなってしまいます。寒さのため運動量が減るからです。猫によっては、寒さで飲み水がある場所へ行く回数が減ってしまうことが原因の場合もあります。

猫が水を飲まなくなってしまうと、尿路結石、膀胱炎、腎不全などの病気の心配もでてきます。水を一か所だけではなく何か所か置いたり、ウェットフードを利用したりして、猫が水分を多く摂れるようにしましょう。

まとめ

ハッピー

猫が寒くなると見た目や行動に変化が見られるようになります。寒さが苦手で、丸くなったり、ふっくりしたり、さらに、暖かい場所を見つければそこから動くことも少なくなります。

健康面では、太りやすくなったり、水をあまり飲まなくなったりすることに注意が必要です。冬に猫が暖かい場所でぬくぬくと寝ている姿はかわいですが、お世話では注意したい点もあるので、猫の変化を見逃さないようにしたいですね。

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