ガムテープの芯が首にはまった猫
ホームレスの猫
カリフォルニアの道路に住み着いているホームレスの猫の首に、ガムテープの芯がスッポリとはまった状態で発見されました。
それを見たたくさんの人たちが、なんとか首からテープの芯を外してやろうとしましたが、近づくと猫が怖がって逃げてしまいます。
救助
そこで動物好きで動物を実際に助けているキンバレーさんと、彼女の友人のクリスさんが本気で助けようと決めました。
彼女たちは、最初に猫取り用の檻を設置しましたが、それは意味がありませんでした。
様子が変だと感づいた猫はそこに入ることはありませんでした。
搬送
彼女たちは、なんとか猫を捕まえることに成功しました。
テープの芯を外してみると、猫の首にはまってから数ヵ月経っていたことがわかりました。
猫は治療を受けるために、ランチョクカモンガ・アニマルシェルターに搬送されました。
治療
テープの芯で傷ついた首と耳周りを手術されました。
バレンタイン
彼は、バレンタインデーに保護されました。
それで“バレンタイン”と命名されました。
時間はかかりましたが、彼は人馴れし始めました。
一時預かり
バレンタインは、一時預かりさんの家に預けられてからその性格が変わり始めました。
少しずつですが、一時預かりさんに彼はなつき始めました。
そして頭を撫でられるまでになりました。
信頼
一時預かりさんが部屋に入ってきても、バレンタインは自分のケージに逃げ込むことはなく、それどころか、彼女の傍で寝ることができるようになりました。
最後に
一時預かりさんのところでバレンタインは人馴れ訓練をしています。
人の愛を受け入れられる猫になるために。