引っ越しや出産で住居環境に変化が!猫に対する気配り4つ

引っ越しや出産で住居環境に変化が!猫に対する気配り4つ

人間でも転居、結婚、出産など周囲の環境が大きく変化する時は、体や気持ちのバランスが崩れがちになることがあります。それは猫にとっても同じであり、飼い主の結婚、出産など大きな変化だけでなく、模様替えや家の周囲の工事など日常的に起こる変化でも、猫はストレスを感じてしまうそうです。身の周りでこのような環境変化があった時、飼い主は猫に対してどんな気配りをしてあげればいいのでしょうか。まとめてみました。

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猫がストレスを感じている兆候

怖くて隠れている猫

猫は人間のように言葉で不快感は伝えられませんが、猫なりのしぐさでストレスが溜まっていることを示すこともありますし、日常のグルーミングや排泄行動などに今までとは明らかに違う行動や兆候があり、そのことから猫が思っている以上に、ストレスを溜めているのだと分かることもあります。

例えば猫のストレスが溜まっている可能性がある態度の一例は、押し入れやテーブルの下家の隅に隠れる、好きなおもちゃで遊ばなくなる、鳴き声を発さなくなるなどで、これらは新しい住環境に慣れていなかったり、または結婚や出産で同居人数が変化し、新しい住人を猫が警戒しているため、危険を避け隠れたり、鳴き声を発さないことで見つからないようにして、新しい住人とのコミュニケーションを避けていると考えられます。

また、これ以外にも日常的な猫の行動でも毛繕いをしなくなる、もしくは逆にし過ぎる、猫用トイレの外で排泄する、急に周囲や同居ペットに対して攻撃的になるなどが挙げられます。

このように猫は見せるしぐさのみならず、毎日の毛のお手入れ、食事、排泄行動などでもストレスの兆候が見て取れることが多いので、引っ越しなど環境変化がある際はいつも以上に気をつけて観察してあげることが必要になってくるでしょう。

猫にできる気配り、引っ越しをした場合

ダンボールに入っている猫

猫は元々、自分の縄張りを作ることで安心感を得る動物ですから、引っ越しはとても大きなストレスになります。その中で猫が安心感を得るきっかけになるのが新居に自分の匂いがあることです。猫は普段、マーキングの他、家具や飼い主に匂いを擦り付けることで気持ちの安定を得ていますので、新居でもその点を考慮してあげると猫が新しい環境に慣れやすいようです。

転居先で猫に対し飼い主ができる気配りはいろいろとありますが、具体的な方法としては以下の二つがあります。

1. 転居の前に猫が安心できる場所を作り馴れさせておく

引っ越しの最中の部屋にいる猫

これは引っ越しする前から行う猫を新居に慣れさせる予備練習になります。猫にとって新しい家は知らない匂いしかなく、まさに不安しかない状況です。その中で自分の慣れ親しんだ匂いが、小さいスペースでもあることは、猫にとって非常に大きな安心感に繋がります。そのため、引っ越す前から少し広めの猫用ケージなどを用意し、その中に普段使っている食器、トイレ、寝床などを用意して暮らせるようにある程度慣れさせておくと、猫がいきなり新居の広いスペースでパニックを起こし困ってしまう可能性が少なくなります。

ちなみに新居に移ってからも前の住居で使っていた餌入れや毛布、トイレなどをケージに入れてあげることでさらに安心感が増します。それでも怖がっている場合はケージに毛布などをかけて暗くし、しばらく静かにしていてあげることで落ち着くこともあります。

その後、少しずつ猫が新居に慣れてきたら、ケージから範囲を広げて一部屋で過ごさせてみる、さらに慣れてきたらまた行動スペースを広げていくという風に、徐々に慣れさせていくと猫も必要以上に不安にならずに済むようです。

2. 家に猫の匂いを付けることで慣れやすくする

匂いをこすりつける猫

これは家の中に猫の匂いを付けることで、新居に慣れてもらう方法です。具体的なやり方としてはまず猫の顔を綿の布や手袋で優しくこすります。これは猫の顔まわりにある分泌腺の匂いを布や手袋に付けるのが目的でそれをさらに新居の曲り角、壁、家具など猫がよく通る場所にこすりつけておきます。

その後、それを毎日繰り返すと猫がその場所に体を擦り付けるようになり、それは家に自分の匂いが付き、猫が安心できる環境に近づいたということになります。

猫にできる気配り、赤ちゃんが家族に加わる場合

赤ちゃんと猫

人間の子供でも、弟や妹ができると急に年齢より幼い行動をする赤ちゃん返りをすることがありますが、これは猫にも当てはまるようです。猫は赤ちゃん返りをすると気を引くために、わざといたずらしたり、赤ちゃんにちょっかいをかけたりすることもあるようです。

このためもの赤ちゃんが家族の一員に加わり、猫がストレスを感じているようだったり、赤ちゃん返りをしている兆候があるなら以下のような方法を心がけましょう。

3. 猫にきちんと忘れていないこと、愛情があることを伝える

抱っこされる猫

赤ちゃんが産まれると当然のことながら、猫を構ってあげる時間も少なくなりがちです。しかし、これでは猫もかわいそうですし、赤ちゃん返りもよりひどくなってしまう可能性もあります。

赤ちゃんがいるとなかなかそうもいかないことも多いですが、少しの時間でもいいのでおやつをあげる、遊んであげるなどたまには我慢している猫にご褒美をあげたり、構ってあげることで愛情を示してあげましょう。そうすることで赤ちゃん返りのような行動も減っていく傾向が見られるようです。

4. 赤ちゃんの声やミルクの匂いに慣れさせる

赤ちゃんと眠る猫

赤ちゃんは新しい住人であるというだけでなく、大きな声で鳴いたりするものですから耳の良い猫にとっては非常に大きなストレスになりかねません。よってできるなら慣れるまでは赤ちゃんと猫は別の部屋で過ごさせる方がやはり賢明と言えるでしょう。

その他にも赤ちゃん返りをした猫は飼い主の気を引こうと、赤ちゃんにいたずらをしようとすることもあるので気をつけなくてはいけません。また、このように別の部屋で過ごしている場合にも赤ちゃんのミルクの匂いが付いたタオルを猫に嗅がせたり、録音した赤ちゃんの声に徐々に慣れさせるなどすると、今後、赤ちゃんと同居していく際も、匂いや鳴き声などに慣れて猫も過ごしやすくなる可能性も高いでしょう。

まとめ

シジミ

いかがでしたか?猫にとって環境が変わることは、人間が思うより大きなストレスのようです。引っ越しの際などはできる限り安心できる静かな環境で猫を過ごさせてあげるようにして、旧居から持ってきた毛布や使っていた寝床の匂いを嗅がせて安心させてあげましょう。

また、赤ん坊が家に産まれた場合は、なかなか難しいかもしれませんが、時にはおやつやおもちゃなどで猫にきちんと愛情を示してあげることは必要でしょう。

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