猫に「悲しい」という感情はない
猫もいろいろな感情を抱くことがありますが「悲しい」という感情はないとされています。さらに、死の概念もないそうなのです。人間のように涙を流したり、言葉をや表情にあらわれなかったりすることからも、猫が悲しんでいるのかは見た目だけでははっきりとわかりませんよね。
ただ、寂しさを感じたり、ショックを受けたりすることはあります。猫を飼っている方なら「なんだか猫が寂しそうな、悲しそうな雰囲気だ」というのはわかるのではないでしょうか。
飼い主さんが亡くなってしまったことがわかる猫もいる
では、家族が亡くなったら猫は悲しいと感じるのでしょうか。飼い主さんが亡くなっても、いつもどおり過ごしていて、悲しそうな雰囲気すら感じられない猫もいますが、中には「死」をわかっているような猫もいるそうです。
飼い主さんが亡くなったことで食欲がなくなり、元気がなくなってしまう猫がいます。飼い主さんが亡くなったとこを理解しているのかわかりませんが、なにか変化を感じてそれがストレスとなっていることが原因のようです。悲しい、寂しいといった感情をあらわしているのかもしれませんね。
同居のペットが亡くなったことを寂しいと感じる猫もいる
「家族」とは飼い主さんをはじめ人間だけではありませんよね。一緒に暮らす猫や犬なども家族です。では同居のペットが亡くなった場合、猫は悲しむのでしょうか?猫の性格や亡くなったペットとの関係にもよりますが、飼い主さんが亡くなったときと同じように「悲しそう、寂しそう」な行動をとることがあります。
例えば、亡くなったペットがいつもいた場所に探しに行く。寝ていることが多くなるなどです。ストレスとならないようになるべくいつもどおりに過ごしたり、飼い主さんとふれあう時間を多くしたりするなど猫に寄り添ってあげたいですね。
まとめ
飼い主さんや同居のペットが亡くなってしまったとき、猫は人間のように悲しくて涙を流すことはありませんが、寂しい気持ちになるようです。猫によってどのようにあらわれるのか違いはありますが、食欲がなくなる、家族がいた場所に探しに行く、寝ていることが多くなるなどがあります。
猫には悲しい感情はないと言われていますが、いつもとは違う行動やしぐさなどにあらわれているのでしょう。健康に影響がでていないかチェックをし、猫が元気になれるよう寄り添ってあげたいですね。