猫を観察し理由を探る!

猫が爪とぎをして、じゅうたんをボロボロにしてしまうには理由がいくつかあります。爪とぎ自体が猫の日々のルーティンワークですから、中止させる事はできません。しかし爪とぎをする気持ちをある程度飼い主が知る事ができれば、お互いにストレスが溜まらなくなるでしょう。
1. 専用の爪とぎを用意!

猫は落ち込んだ時や、嬉しい時に気分を落ち着かせたり現在の気持ちを転換させる意味で、グルーミングや爪とぎをする事がよくあります。
猫専用の爪とぎが無いと、手近にある物で爪とぎをしてしまいます。キャットタワーに付いている爪とぎや、専用爪とぎも多くあります。じゅうたんに似せた猫の気にいる形やタイプの爪とぎを用意してあげましょう。じゅうたんの裏の素材も気に入る猫は多いようです。手近な場所に猫がお気に入りの爪とぎを、多数置いてあげると良いでしょう。
2. 爪切りをマメに行う

猫は狩りの武器である爪の手入れをするために爪とぎをします。飼い主が爪きりで爪を管理してあげると、じゅうたんで爪とぎをする割合も少なくなるでしょう。猫の爪は切るのが難しいので専用爪きりを使う事をおすすめします。
3. 避妊や去勢の手術を行う

マーキングが理由で爪とぎをじゅうたんにする時は、避妊や去勢の手術を行ってあげましょう。精神的に落ち着き爪とぎの回数も減るでしょう。
4. ストレスの原因を探る!

手術も行い性の衝動では無さそうな時や、じゅうたんへの爪とぎの仕方が尋常でない時は猫がストレスを抱えている場合があります。多頭飼いで縄張り争いがあったり、家の外にいる猫から威嚇をされているなど様々な理由があります。
原因を取り除くことによって、じゅうたんへの爪とぎが減ってくるでしょう。獣医師にも相談をしてストレスの原因をなるべく特定し解決できるようにしましょう。
5. 飼い主が遊んであげましょう!

飼い主に構ってほしくて、わざわざ爪をじゅうたんで研ぐ事もあります。一日15分くらいで良いので飼い主がしっかりと遊んであげましょう。そしてキャットタワーなども用意して、独りで十分に運動できるスペースを確保してあげる事も大切です。
まとめ

じゅうたんボロボロ!猫がひっかくのをやめさせる方法5つについてお伝え致しました。出来る事ならば猫との共同生活に問題が無いと良いですよね。お互いに言葉は通じないのですが、歩み寄っていきたいものですね。