実際猫はこたつで丸くなる?
猫はこたつで横になる派

今日のねこちゃんより:のん / ♀ / ブリティッシュショートヘア / 3.2kg
こたつを占領して、気持ち良さそうに眠っていますね。「猫はこたつで丸くなる」というより、横になって寝ています。

今日のねこちゃんより:良寛 / ♂ / 2歳 / 雑種 / 3kg
こたつの中央に陣取ってくつろいでいます。暖かそうな光ですね。冬はここが一番。
猫はこたつで伸びる派

今日のねこちゃんより:グレーテル / ♀ / ロシアンブルー / 2.3kg
猫はこたつで丸くなる…様子はまったくなく、手足を思い切り伸ばしてのんびりしてます。
最初は警戒してこたつに入らなかったそうですが。

今日のねこちゃんより:すももちゃん / ♀ / 1歳 / キジトラ / 4kg
暖かくて気持ちいいにゃ。仰向けで熟睡してます。幸せそう…。

今日のねこちゃんより:ライくん / ♂ / 2歳 / 雑種(ミックス) / 6.5kg
これ以上できないくらい、手足が伸びちゃいました。猫はこたつで丸くなる、なんてとんでもないですね。気持ち良くて体が伸びちゃうみたいです。
猫はこたつで頭を出す派

今日のねこちゃんより:たける / ♂ / 3歳 / キジトラ / 6.1kg
こたつから頭を出してこちらを見る猫くん。ちょっと涼んでるのかな。「猫はこたつで丸くなる」をずっとやっていたら、確かにのぼせちゃいそうです。

今日のねこちゃんより:マロン / ♂ / 2歳 / 雑種(ミックス) / 4kg
仰向けですっかりリラックスしています。もうここから出たくないにゃ。

今日のねこちゃんより:ししまろ / ♂ / 1歳 / ラグドール / 6kg
こたつ布団を頭までかぶってぬくぬくしている猫くん。チラッとこちらを見ています。

今日のねこちゃんより:ミル / ♀ / 1歳 / 雑種(ミックス) / 3.8kg
こたつから頭を出してお昼寝しています。前足を伸ばしてすっかりリラックスしているみたいですね。

今日のねこちゃんより:ポンちゃん / ♀ / 3歳 / サビ猫 / 4kg
こたつから顔をのぞかせている、くりくりおめめがかわいい猫ちゃんです。

今日のねこちゃんより:ポンちゃん / ♀ / 3歳 / サビ猫 / 4kg
こたつが名残惜しいしい猫ちゃん。今日がこたつの最終日だそうです。猫はこたつで丸くなる~も、また次の冬のお楽しみね。
猫はこたつでひょっこり派

今日のねこちゃんより:ミリポン / ♀ / キジトラ / 1.6kg
こたつ布団の隙間からひょっこり。中では「猫はこたつで丸くなる」状態なのかどうかは謎です。

今日のねこちゃんより:リサ / ♂ / 1歳 / ロシアンブルー / 5kg
こたつ布団に鼻までくるまっています。つぶらな瞳がかわいい猫くんです。ずっとこうしていたいにゃ。

今日のねこちゃんより:ルーク / ♂ / 1歳 / スコティッシュフォールド / 0kg
こたつからひょっこり出ていました。体がすっかり温まったのかな。
猫はこたつで足だけ出ちゃう派

今日のねこちゃんより:にゃー / ♀ / 2歳 / 雑種(ミックス) / 4.5kg
こたつの中でお休み中の猫ちゃん。なぜか足だけ出ちゃいました。
猫はこたつで仲良し派

今日のねこちゃんより:ラブ / ♂ / 7歳 / 雑種(ミックス) / 6kg
こたつの中を覗いたら、仲良し猫たちがいました。しっかり抱えて毛づくろいしてあげてます。

今日のねこちゃんより:ラブ / ♂ / 8歳 / 雑種(ミックス) / 6kg
同じ格好で横になっている仲良し猫さん。こたつのスイッチは入っていないそうですが…一緒だと暖かいね。
雪やこんこの歌詞『猫はこたつで丸くなる』の真相

狭くて暗い場所が好き
『猫はこたつで丸くなる』と歌われるほど、猫はこたつが大好き。猫の姿が見えず、どこへ行ったんだろうとこたつをめくってみたら、そこにいた、なんてことはよくありますよね。
こたつのスイッチが入っていない時でも、猫はよくこたつにもぐっています。それは、狭くて暗い場所が安心できるという猫の習性によるものです。
程よい大きさで、周囲を覆われているこたつは、猫にとって安らげる場所なのでしょう。布団で覆われているので、スイッチが入っていなくても暖かいのですが、こたつの中が猫にとって居心地が良い安全な場所だからなのです。
雪やこんこの歌詞のこたつは電気こたつではない
こたつの中の猫たちをのぞいてみると、どの子も体を伸ばしてリラックスしている様子。では、『猫はこたつで丸くなる』は嘘なのでしょうか。童謡「雪やこんこ」のおなじみの歌詞『猫はこたつで丸くなる』は、実際はこたつの中の猫を歌ったものではないようです。
当時のこたつは電気ではなく炭を使う掘りごたつ。猫は中にもぐっていたのではなく、こたつ布団の上で寝ていたようです。
まだ、部屋全体を温める暖房器具がなかった時代。こたつ布団はほんのり温まっていても、部屋は寒く、猫は丸くなっていました。『猫はこたつで丸くなる』は嘘ではなかったんですね。
猫がこたつで丸くならないのは?

猫はこたつで丸くなる…と言いますが、実際ご紹介した写真で「猫はこたつで丸くなる」状態は見られませんでした。
ということは、現在の猫はこたつでは丸くならないのですね。猫が丸くなるのは寒さから身を守るためです。こたつの中は暖かいだけでなく、狭くて暗い、猫にとって安らげる場所。そんな所では丸くなる必要はなく、リラックスして体が伸びちゃうようです。
猫がこたつを使う時は注意しよう

猫はこたつが大好きです。ただし、人間 用のこたつは、猫にとって暑すぎることもあります。脱水になったり、低温やけどをすることがあるので、長時間こたつのスイッチを入れておくのはやめましょう。
スイッチを入れておく時は、温度設定を弱くし、飼い主さんがそばにいて、時々様子を見たり、布団を上げて空気の入れ換えをしてあげるといいですね。子猫や高齢猫では体温調節が難しいので特に注意が必要です。
最近では、猫用の小型のこたつも販売されています。中の温度も人間用と比べて低めになっています。猫の目にも優しい光でなので、人間用のこたつが心配な場合は、猫専用のこたつを利用するといいでしょう。
現在の猫たちに、「猫はこたつで丸くなる」という姿はあまり見られませんが、横になったり、手足を伸ばしたり、仰向けになったり…猫はこたつの中で思い思いの格好でくつろいでいますね。