落ち込む原因を探しましょう
猫の落ち込む様子として、元気がない、食欲不振、動かない、暗い所から出てこない、そして下痢や嘔吐などが思い当たるでしょう。猫が落ち込んでいるように見える場合に、身体的に病気なのか精神的にストレスがたまっているのかを判断をしてから元気づける方法を探りましょう。
1. 病院を受診し根本を治す!
猫が落ちこんでいるように見える場合は、一番はじめに病気を疑い病院を受診しましょう。同じところばかりのしつこいグルーミング、被毛に脱毛や湿疹が見られたり、多飲多尿、猫の体温が熱いなどが伴っているかもしれません。病気の場合は獣医師の診断によって猫への投薬や食事療法などを実践する事により、徐々に元気が出てくるでしょう。
2. 病気ではない場合は相談も!
病気ではないのに落ちこんでいる様子が見られる時には原因を探りましょう。引っ越しをしたり、部屋のレイアウトを変更したり、人間や猫、他の動物など新しい家族が増えたりなど思い当たることはありませんか?
部屋のレイアウトを変えたい時は徐々に替えましょう。そして新しい家族を猫に受け入れてもらえるように順序を追って慣れるようにしましょう。猫が恐怖を持ってしまったり自信を無くしてしまったりと、状況によって元気づける方法が変わりますので、プロのキャットシッターに相談してみる選択肢もあります。
3. 猫と仲直りをする!
飼い主が叱って猫が落ち込んでしまった時は気持ちが落ち着くまでは放っておき、猫が飼い主の側に近づいてきたら沢山撫でて仲直りをしましょう。最後は猫の気に入りのおやつや食事を与えて関係を回復しましょう。おもちゃを使って猫と交流すると、なお良いです。
性格により落ち込みやすい猫、立ち直りの早い猫など個性があります。落ち込みやすいナイーブな猫には叱ったり「ダメ」という言葉は使わない方が良いでしょう。飼い猫は飼い主が大好きで信頼関係を大切にしますので早く仲直りしてくださいね。
4. またたびやフェリウェイを活用する!
猫を元気づけるために「またたび」や「キャットニップ」などで高揚させる方法もあります。逆に高揚感ではなく猫の気持ちを安心させる為には「フェリウェイ」も効果的です。またたびは猫によって効く場合と効かない場合があります。
まとめ
今日のねこちゃんより:しぐれちゃん / ♂ / 1歳 / アメリカンショートヘア / 3.5kg
落ちこんでいる猫を元気づける方法4つについてお伝え致しました。猫が落ち込む原因は飼い主の想像以上にあります。猫は我慢強い動物ですので少しでも様子が違うようでしたら、迷わずにまずは病院を受診してくださいね。