おやつで褒める
猫を褒める時、何と言ってもおやつが非常に有効です。猫は褒めて貰ってると言うよりは「これをするとおやつが貰える」と覚えますが、一度覚えるとおやつ欲しさにまた同じ行動を繰り返すようになるでしょう。
または、動物病院に行く爪切りをするなど、一般的に猫が嫌がることをした後おやつを与えるのもいいですね。嫌だけど、これを我慢すればおやつが貰えると猫が覚えていれば、嫌なことも耐え忍んでくれるのです。
ただ、あまりにおやつばかり与えていると肥満の原因となってしまいますので、おやつを与えた時はその分のカロリーをご飯から差し引くようにしましょう。
猫が好きな方法で褒める
猫によって抱っこ好きな猫、嫌いな猫。撫でるのが好きな猫、あまり好きじゃない猫。放っておかれるのが心地良い猫、構ってちゃんなど色々なタイプがいます。
猫を褒める時は、猫が好きな方法で褒めるようにしましょう。例えば抱っこ嫌いな猫を抱っこして褒めたとしても逆効果です。抱っこ嫌いな猫の場合、撫でられるのが好きだったら抱っこはせずにたくさん撫でるとか、遊び好きだったら遊ぶとか猫が好きな方法を選んで、褒めるようにしましょう。
猫が良い思いをすれば、OKです。「これをやると、良いことがある!」「これをしないと、楽しいことが待ってる」と覚えてくれればしめたもの。飼い主さんにとって望ましい行動を取ってくれるようになるでしょう。
すぐに褒めよう
猫を褒める時は、その場ですぐに褒めないと意味がありません。猫に「1時間前にしたあの行動、偉かったね」などと言っても何の事だか全く分かりませんし、猫の記憶はそれほど持ちません。
すぐに褒めることで、今やってた事と何か良いことがあったと言うのが結びつくのです。このタイミングを見逃さないようにしてください。
はっきりと伝えて叱る
一方で猫を叱る場合ですが、まず、きっぱりと叱ることが大切です。叱ると言うよりは「これはしないで」などと伝えるのです。猫は人の言葉は分からなくても気持ちは分かります。
例えば、猫が甘噛みして来た時「噛まれるのは嫌」とはっきりきっぱりと、伝えるのです。この時、少しくらいなら良いと言うような曖昧な気持ちでいると、猫にしっかり伝わりません。
猫に心のスキを見透かされないよう注意が必要です。飼い主さんがしっかりとした意思を持っていれば、猫は自ずとそれを感じ取り言うことを聞いてくれるようになるでしょう。
天罰で叱る
もう一つ、猫を叱る方法として「天罰」があります。もちろん、本当に神様にお願いして天罰を起こしてもらうのではありません。飼い主さんが神様代わりに猫にとっての天罰を起こすのです。
具体的には、大きな音を立てる、スプレーで水をかけるなどです。くれぐれも、猫にバレないように気をつけましょう。猫が飼い主さんがやっている事を察してしまうと、信頼関係にヒビが入り兼ねないからです。
猫には「なんか知らないけど、アレをやると怖いことが起きる。」と思って貰って、その行動を避けるように仕向けるのです。根気が必要になる場合も多いですが、焦らずに覚えて行って貰いましょう。
まとめ
猫は当たり前ですが、人間とは種類が違う生き物です。ですから、感覚もちょっと異なっているのは、当たり前。猫には猫に伝わりやすい方法で、褒める、叱るのが大切です。ぜひ猫と、良好な関係を築いて行って、くださいね。