猫が喜ぶ飼い主の行動
愛らしい猫にも野生時代の習性が残っており、その本能を満たしてくれるものを好みます。まずは環境づくり、そして猫の要求を満たす行動へと移していきましょう!
1. 上下運動ができる環境をつくる
猫は野生時代に木に登って獲物を探したり、身の安全を確保していました。よって登ったり降りたりする上下運動は大得意です!運動をすることで脳が活性化されストレスも軽減してくれます。運動不足によるストレスや筋力低下、肥満は病気を引き起こしやすくなるので、猫が運動しやすい環境をつくってあげることは大切ですね!
2. 爪とぎを準備する
猫が爪とぎをする理由は武器となる鋭い爪を磨いておくためと、マーキングをするためでもあります。爪とぎができる場所がなければ壁やソファーの角などで爪とぎをしてしまうため、必ず専用のものを準備してあげましょう。爪とぎが古くなると爪の引っかかりが悪くなるので、早めに新しいものと交換してあげてくださいね。
3. 隠れることのできる寝床をつくる
猫が狭く暗い場所を好むのは野生時代の名残りです。リラックスできる場所をつくることはストレスの軽減に繋がります。猫にとって家は社会なので、猫専用の隠家=寝床をつくってあげましょう。
4. トイレやお水はいつもきれいにする
猫はとっても神経質です!トイレが汚いと他の場所でしてしまったり、お水が古いとあまり飲みたがりません。排泄をする、お水を飲むといったことは生きる上でとても大切なことです。まずは身の回りの環境を整えて、猫が過ごしやすいようにしてあげましょう。
5. 名前を呼んであげる
猫の名前を呼んでも犬のように大きな反応はあまりありません。しかし飼い主の声はちゃんと聴いており、尻尾で返事をすることもあります。猫が甘えたい態度をとるときには名前を呼んであげ、触って十分に甘えさせてあげましょう!
6. ブラッシングをしてあげる
ブラッシングは猫と飼い主のコミュニケーションのひとつでもあり、猫にとってはマッサージ効果もあります。また毛玉を飲み込むことで起きる毛球症を防ぐのにも役立ちます。上手にブラッシングをしてあげることで、猫にとって気持ち良いひとときを提供してあげましょう。
7. 猫が落ち着いているときに構いすぎない
猫は基本的にひとりでゆっくりと過ごしたい生き物です。構いすぎることは猫にとってストレスとなってしまうので、寝ているときなどはなるべくそっとしておいてあげましょう。逆に猫が構ってほしいと言ってきたときには、猫パンチ覚悟のうえで思いっきり構いましょう!
まとめ
今日のねこちゃんより:虎(トラ) / ♂ / 1歳 / キジトラ / 5.2kg
猫の習性を知ることで猫が好むこともだんだんとわかってきますね。「猫の本能を満たす」これが猫の気持ちを鷲づかみするコツだと思います。まずは、猫にとって過ごしやすい環境をつくることを意識して実践してみましょう!