猫と赤ちゃんの初対面!
里帰りをされない方だと、出産から約1週間程で自宅に戻ります。赤ちゃんも新生児なので、猫に何かされないか心配な方も多いですよね。
猫にとって、赤ちゃんは自分の縄張りに入ってきた新入り同然です。性格によっては匂いで気付いて威嚇してしまったり、隠れてしまったりもすると思います。
そのような行動をとった場合、無理に近付かずに猫が落ち着いて近付いて来るまで待ってあげましょう。無理に近寄ると、その分赤ちゃんとも仲良く出来ない可能性が上がってしまいます。
興味があって近寄って来た場合にも、こちらからは何もせず見守ってあげてください。赤ちゃんの顔をペシペシ叩いたり、噛み付いたりする可能性もあるので手を出そうとしたら赤ちゃんを離すようにしておきましょう。
その時に大声で猫を怒るのは、良い事ではありません。猫にとって、慣れるまでは赤ちゃんの事を飼い主を奪った敵だと考えてしまうケースもあるので、初対面は慎重に行ってください。
猫が赤ちゃんに危害を加えないか心配...
一緒に暮らす上で心配なのは、赤ちゃんに何かイタズラをしないかですよね。目を離してる隙にちょっかいを出していたり、敵だと思って噛み付いたり心配な方もいると思います。
ここからは過ごす上で何があれば良いのか、また注意点を紹介します!
就寝時はゲージを使おう
飼い主が寝ている時間は、どうしても目を離してしまう時間になってしまいます。特に猫の夜の運動会が始まってしまうと、ベビーベッドや布団の上を走り回ったり興奮して赤ちゃんに手が出てしまう可能性も高いです。
丸一日ゲージの中だと、猫のストレスにもなってしまうので就寝時間だけゲージに入れておくのも良いと思います。2段3段の猫用のゲージであれば、運動もできるのでオススメです。
日中はベビーベッドやバウンサーを使おう!
まだ動き回らない赤ちゃんの時期であれば、日中はベビーベッドやバウンサーを上手く活用しましょう。床にプレイマットを敷いてそこに寝かせる場合には、なるべく側にいて猫がちょっかいを出さないように見てあげる方が良いですよ!
家事やお手洗いに立つ際、少しでも目を離すのであれば床よりも高い位置に寝かせておく事で猫に何かされる心配を軽減する事が出来ます。ベビーベッド用の蚊帳も売ってるので、猫が近寄らないように使用するのも良いですね!
猫と赤ちゃんが仲良く遊ぶのはいつごろ?
一度は憧れる、猫と赤ちゃんが一緒に遊ぶ光景。SNSやネットの動画でもよくありますよね。
仲良くなるタイミングやきっかけなどご紹介します!
赤ちゃんが猫を認識する時
赤ちゃんが猫を認識するのが、生後1〜2ヶ月の視界がしっかりとし始めた頃です。
メリーやママの顔を見つめるようになると、猫を認識する事も出来てきます。
ただ、問題は猫を認識しても赤ちゃんが興味を示すかなので、認識する段階では仲良くなるのはまだ先ですよ!
猫が赤ちゃんに寄り添っていたりすると、比較的仲良くなるのは早いと思います。
世話焼きな猫ちゃんなら赤ちゃんのそばで寝たり、赤ちゃんが泣いたら飼い主に教えたりしてくれる子もいるようなので、猫ちゃんの性格次第と言っても良いと思います。
仲良く遊ぶのはいつごろ?
赤ちゃんがはいはいし始めた頃が、一番仲良くなりやすいタイミングです。走る猫を追いかけたり、2人で追いかけっこをする光景は微笑ましいですよね。
はいはいし始めると、動くものに興味を示して追いかける赤ちゃんも多いのでこのタイミングは仲良くなれると思います。その分猫が手を出して怪我をしたり、猫を追いかけて赤ちゃんが転倒したりなんて危険もあるので注意しておきましょう。
猫は赤ちゃんが好き?
猫の性格によっては、大声で叫んだり泣いたりする赤ちゃんが苦手な子もいます。中には、ストレスになって体調を崩す猫もいるので、猫の体調管理もしっかりしてあげてくださいね。
気が合えば仲良く遊んだり、お互いにちょっかい出したり本当の兄弟のような関係を築けます。その為に重要なのは、最初の顔合わせと猫の嫌がる事をさせないということです。
赤ちゃんが誤って猫に怪我させる事がないように見守る事も重要ですよ!
赤ちゃんは猫アレルギーになる?
飼い主にとって心配なのは、アレルギーですよね。ここからはアレルギーにならないような対策方法やアレルギーが出た場合の対処法をお教えします。
赤ちゃんは猫アレルギーになる?
一概になるとも言えませんが、猫の場合は犬よりもアレルギーが発症しやすいとも言われています。必ずしも赤ちゃんの頃から一緒ならアレルギーにならないとも言えません。その為、日々の生活の中で対策を取れるところは気をつけておく事が重要ですよ。
日々の掃除はしておこう
赤ちゃんが使う服や布製品、布団などはなるべく猫の毛を取るように意識しておきましょう。また、空気中に舞っている毛も同様です。
毎日掃除機やクイックルワイパーなどをかけて、なるべく掃除する事を意識してください。季節の変わり目は特に毛が抜けるので、猫ちゃんにブラッシングする事も重要です。
多頭飼いであれば、掃除が追いつかない事もあるので、生活空間には空気清浄機を置くのも良いですね!
もしも猫アレルギーになってしまったら
どんなに気を付けても突然発症してしまう猫アレルギーは、一度なってしまうと治らない可能性が高いです。まずは病院で検査をして、本当に猫アレルギーなのか確認する事が重要です。
猫アレルギーと言っても、猫の毛や唾液、フケなど様々な種類があるので、きちんと検査してどのアレルギーなのか把握しておいてくださいね。
アレルギーと診断された場合には、今現在猫を飼っている事を医師に相談しておく事も重要です。
その後は原因によって自分で対策を取る事も出来ますが、重度のアレルギーの場合は生死の危険もあります。よく医師と相談して、場合によっては猫部屋を作ってあげたり、知人や親戚に里親に出す事も検討しなくてはならないでしょう。