1. お腹が空いたニャ〜

飼い主の顔周辺を前足でトントンしてくる時は、お腹が空いた時が一番多いようです。髪の毛の中をトントンしてきたり、口の周辺をトントンしたり、目元をトントンしたりしてきます。同時に鳴いたり舐めたりする事もあります。
それでも飼い主が起きないとトントンだけではなく、爪を出して痛みを加えてきたり高い所から飼い主へ向けてのダイブ、フミフミや噛み付きへ発展しますので、ほどほどで起きる事をおすすめいたします。
2. 構ってほしいニャ〜

昼間にしっかりと寝ている猫達は、夜に独りで遊んでいるようです。でも飼い主に構って欲しいときは気付かせ、起こす為に、身体のあちらこちらをトントンとしてくるでしょう。時には足の指を舐める事もあります。一生懸命に起こしにくる猫の相手をするかしないかは、飼い主の気持ち次第ですが、一度起きてしまうと猫はトントンすれば構ってくれる事を学習してしまいますから、ご注意くださいね。
3. 気分が悪いニャ〜

具合が悪い時に、前足で顔の周辺をトントンして知らせてくる猫もいます。いつもの食事の時間ではなかったり、起こし方が違ったときは猫の様子を確かめましょう。
4. 飼い主が心配になるニャ〜

飼い主の体調が悪い時に、猫が心配してトントンしてくる事があります。猫は飼い主の近い場所で眠る事が多いので、飼い主がうなされたり苦しそうな呼吸のときは、猫も行動を起こします。きっと親猫の気分になって飼い主を心配しているのでしょう。
5. 大好きだニャ〜

無理に飼い主を起こしに来ているのではないようですが、嬉しくて飼い主に前足でトントンする事もあるようです。側にいるのを確かめるようにトントンしてきたり、柔らかい肉球でトントンしてくれます。腕やお腹をトントンしている最中に、フミフミやモミモミに変化してくる事もあります。猫が飼い主を大好きでたまらない気持ちを表しているのでしょう。
まとめ

今日のねこちゃんより:うに / ♂ / mix / 0.7kg
猫が前足でトントン起こしにくる時の心理5つについてお伝え致しました。猫の起こし方には様々なパターンがありますが、ほとんどの飼い主さんは猫が起こしてくれるなら、喜んで起きる方が多いようですね。わが家の猫も朝は三回起こしに来ますので毎日寝不足ですが、今では先に起きてしまうので、余計に猫が早起きになっているようです。一生続く楽しい悩みになりそうです。