アビシニアンの子猫の選び方や飼い方

アビシニアンの子猫の選び方や飼い方

色鮮やかな毛並みとスラッとした体躯が美しく、あのクレオパトラも愛したと言われるアビシニアン。子猫もとてもかわいらしく、ペットとしても大人気。そんなアビシニアンの子猫の飼い方について、基本的な接し方やエサの与え方、ブラッシング、アビシニアン特有の病気についてもご紹介します。アビシニアンと一緒に暮らすにあたり、子猫の段階から注意すべきこともまとめました。

アビシニアンの子猫の選び方

花とアビシニアン子猫

アビシニアンの子猫選びで最も重要なのは、アビシニアンの特徴がはっきり現れているかどうかです。古くはエジプトの女王、クレオパトラも愛したと言われるアビシニアン。もちろん子猫も、その美しさの片鱗をのぞかせています。

①毛の色合

アビシニアンの毛はソリッド(単色)ではなく、1本1本の毛に、2~3色の色合いと濃淡の変化が現れる、「ティックド・タビー」と呼ばれる特徴があります。子猫時代は尻尾や手足に、特にそのような濃淡のしま模様が現れる傾向にありますね。子猫1匹1匹に個性があります。子猫を選ぶ時毛の色は重要になってきますね。

②顔が汚れていないか

目はアーモンド型で、鮮やかな緑や琥珀色、または金色です。目ヤニがついていない、キレイな目をしていることや、顔が汚れていないということは、健康状態に大きく関わってきます。目やには茶色く乾燥している状態の物は健康な猫の目やにです。色がついていたり目に炎症がある場合は体調を崩しています。

③体は汚れていないか

体にうんちがついていたり、毛玉があったりする場合はきちんとお手入れをされていないという事になります。脱毛や腫れがある場合は疾患がある可能性があります。毛の状態、皮膚の状態をしっかり確認しましょう!

④スリムで筋肉質な体であるか

アビシニアンといえば、筋肉質で締まったスレンダーな体型が特徴で、子猫であってもそのスリムさは如実に現れます。スレンダーと痩せている状態は違いますので注意しましょう。毛並みとも相まった、飼い主さんのお気に入りの1匹を見つけましょう。

⑤飼い主との相性

これはアビシニアンの子猫ちゃんに限ったお話ではありませんが、やはり実際に触れ合ってみるのが、相性の良さを実感する一番の方法といえます。反応を見て、なんだか心が落ち着くと思えるような子猫ちゃんなら、まさに相性バツグンです!

アビシニアンの子猫の飼い方

やんちゃなアビシニアン子猫

アビシニアンの子猫は運動が好き!物を倒さない様注意しましょう

アビシニアンの子猫はとにかく動き回ります。ぜひとも飼い主さんやご家族のみんなで、おもちゃを用意して遊んであげましょう。室内に家具や観葉植物など、倒れたら危険なものがある場合は、くれぐれも注意しましょう。

子猫でもアビシニアンはしつけしやすい

また、アビシニアンは子猫でも知能が高く、好奇心旺盛でもあるので、しつけに苦労することは少ないです。飼い主によく懐き、とても可愛いしぐさを見せてくれます。

きつく叱らない

しかし、頭が良い故に、あまりきつく叱りすぎると萎縮してしまい、人間を怖がってしまう恐れがあるので、ゆっくり少しずつしつけを行うようにしましょう。とにかく人間の行動やしぐさによく気がつくので、接する時は少し慎重に。優しく接してあげれば、子猫ちゃんも可愛く応えてくれますよ。

去勢・避妊手術

そんな賢く穏やかなアビシニアンですが、子猫の時期に去勢をしないと、発情期に突如凶暴になる恐れもあります。オス・メスともに、適切な時期に去勢・避妊手術を行うことで、ホルモンバランスが安定し、ストレスを感じずに暮らさせてあげることができます。手術を行う場合、オスは生後6~10ヶ月、メスは生後6~8ヶ月のタイミングが適切といわれています。

アビシニアンの子猫の食事と体調管理

眠るアビシニアン子猫

栄養価の高い食事

アビシニアンの子猫ちゃんの食事ですが、生後6~8週間は離乳食で、その後は栄養を考えて、バランスの良い子猫用キャットフードを食べさせるようにしましょう。様々な種類を用意し、時々変えてあげることで、しっかりと食べてくれます。

毎日のブラッシング

基本的に1日1回のブラッシングを行い、月に一度はシャンプーをしてあげましょう。アビシニアン特有の色合いの美しい毛を保つためには、子猫の頃からのブラッシングやシャンプーは欠かせません。

アビシニアンは短毛で、「ダブルコート」という特徴があります。皮膚を直射日光から保護する「オーバーコート」と、体温を保つための「アンダーコート」という2種類の体毛を持ちます。そのため、夏を前にした換毛期にはアンダーコートがごっそりと抜け、人間で言う衣替えの夏仕様となり、涼し気な毛並みになります。ブラシを使ったブラッシングの他に、くしを使ったコーミングも行うことで、より鮮やかな毛色を保つことができます。

ケガや病気の予防

アビシニアンは子猫の頃から元気に動き回るため、ケガの危険性がつきまといます。家具や背の高い植物などが倒れないようにきっちりと保護し、子猫ちゃんが安心して動き回れる環境を整えるのが良いです。

また、遺伝疾患や、甲状腺の病気、心筋症を発症する割合が比較的高いと言われています。家に迎える前の健康チェックはもちろん、普段からの体調管理や、ちょっとした変化を見逃さないための目配りが、飼い主さんには必要となります。

アビシニアンの子猫の性格

窓辺のアビシニアン子猫

整った顔立ち、華奢な体つきから、洗練された印象を受けるアビシニアンの子猫。実は、意外にも好奇心旺盛で、活発に動き回るタイプなのです。特に、子猫の間は非常に俊敏で、アビシニアン特有のスリムな体型を活かして、軽やかなスピードで走り回ることも。

また、周囲の人間に対しても好奇心を持ち、人懐っこい甘えん坊な一面もあります。犬のように「お手」の芸を仕込む飼い主さんの話もあるほど、賢い猫でもあります。

鳴き声も美しく、あまり大きな声では鳴かないという慎ましやかさも、アビシニアンの華麗さを引き立てています。

子猫のアビシニアンに関するまとめ

かごに入ったアビシニアン子猫

アビシニアンは美しい見た目や、立ち振舞いの優雅さが人気の秘訣です。子猫のうちからしっかりと飼い主さんが手をかけてこそ、その特徴が際立ちます。ブラッシングや、適度な運動をさせてあげることを心がけて、適度なコミュニケーションを心がけ、体調にも気を配ってあげてください。

投稿者

40代 女性 かずみ

アビシニアンの、子猫を選ぶ場合には体が綺麗で毛並みもいい猫ちゃんをオススメします!
なにより、飼い主さんとの相性も大事ですので、気の合う子猫ちゃんを見つけましょう。
毛並みが揃っていないと、やはり病気を疑いますし今後、病気になりやすい確率も高いと思いますので、気を付けたいですね。
あとは、目を見て目やにもなく涙も流れていない子猫ちゃんがいいです。子猫ちゃんはよく目の病気になりやすいので、注意が必要です。
しかも、子猫ちゃんは下痢をしやすいですから、飼いはじめてからも気をつけて育ててあげましょう。

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