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1件の書き込み

  • 投稿者

    1:イチロウ 男性 50代以上 2017/05/10 09:38 [通報]

    猫の知能も我々人間と同じく、個人の持つ能力は様々でしょう。

    我が家の昨年に他界しました最古参で最愛の長男猫は、少なくとも飼い主である私と意思疎通が可能で、飼い主の思いを理解して尊重する等、人で言えば思い遣りのある猫でした。 

    私が、高熱のせいで天井が歪んで見える程の重いインフレエンザで寝込んでいた折には、心配したのか、寝床の横で一日中付き添い、私が目覚めると額を舐め、心配そうに顔を見詰めるのでした。 その折には、不覚にも何度も泣いてしまいました。 

    猫に、これ程の思い遣りがある、と驚く程でしたが、愛猫「とら」は、飼い主への思い遣りのみでは無く、私が保護した仔猫達への思い遣りも示し、仔猫達も「とら」を慕いました。 

    ある日、私が、洗濯物をたたみ、アイロンをかけている折に、その邪魔をする仔猫に手を焼き、「とら」に声をかけると、お邪魔虫の仔猫を前脚で押さえ、諭すように顔を近づけて何事を言うかのようにした折には、暫しの間、「とら」を見詰めてしまいました。

    その姿は、まるで母親が、「邪魔をしてはいけません。」と諭すように見えたからです。

    高齢になり、腎臓を病んでからは、投薬、輸液、等をしなくてはならない折にも、「とら」にその必要性を説明し、何度か実際に行うと、暫くするとその必要性を理解したかのように大人しく飼い主に協力するのでした。 

    ただし、苦情を言うように何事かを呟くのはいつものことでした。 それは、特に療法食に関しての苦情であるのは明らかでしたので、それこそこの国に流通しているあらゆる療法食を集めて出したものでした。

    晩年になり、日に何度もの投薬とミルクの強制給餌では、嫌がるものの、その必要性を知るかのように素直に飲むのでした。 亡くなる前日まで、「とら」は、既に起つことも叶わなくなった身で残る力を振り絞るように薬とミルクを飲みました。 

    亡くなる前には、苦しそうにもせず、少し息が荒くなったのみでした。 あれも、飼い主への思い遣りのせい、と思い至ると如何にも「とら」らしい最期と感心するこの頃です。

    可愛い、賢い、そして強い仔でした。 

    ただ、我が家に今も残る仔達には、「とら」に対すると同じものを期待してはいませんが。 
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