『すーさん、ふーさん』里親譲渡会で出会った2匹の猫との暮らし

『すーさん、ふーさん』里親譲渡会で出会った2匹の猫との暮らし

月に一度、犬や猫の里親譲渡会が行われているのを知り、近所だったというのもあり行ってみました。その最初の譲り受けは当時我が家には13才の先住さんがいた頃だったので新しく家族を迎え入れるとしたら、ご長寿猫ならではの心配もあると言うことで譲渡会のボランティアスタッフさんから色々ご配慮も頂き、思いきってひきうけてみることに...!

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里親譲渡会にいってみた

もともと猫飼いでしたが暑い夏や寒い冬に玄関ドア一枚隔てただけで家猫さんと外猫さんの環境があまりに違いすぎる...と少しでも何かできればと思っていたところ、近所で里親譲渡会が開催されると聞き行ってみたのがきっかけです。

2012年 キジトラ(当時推定一才半)
2015年 キジトラ(当時推定生後2ヶ月)

猫のすーちゃんをお迎え

すーちゃん

紹介していただいたネコさんはキジトラの女の子、推定1才半くらいとのことでしたがとってもおとなしい子なので先住猫のもーちゃんともうまくいくのでは?と薦めて頂きました。

(もーちゃんは生後3ヶ月で知り合いから譲り受けました。以後13年間他の猫さんともふれ合ったことがなかったので、馴染めるかの心配もありました)

ただ、おとなしいのはもちろんなのですがそれ以上にとってもとっても臆病な子で、実は里子に出されてもなかなか馴染めず、出戻りを過去2回繰り返していたとのことでした。

3回目の出戻りになってしまったら…と不安はありましたが思いきって受け入れることに。

名前は「すーちゃん」です。

里親会で入っていたキャリーケースのまましばらく出てこなかった

最初は人の出入りの少ない部屋にサークルを置き、そのなかにハウスとごはん、お水、トイレを置いてその中だけで過ごしてもらうことにしました。それでも日中や人間が起きている時間はハウスから一切出てくることはなく夜中にこっそーり出てきてごはんを食べたりトイレを済ませていたようでした。

先住さんもさすがに気になっていたようなので一度ご対面させることに…!案の定お互いビックビクで先住もーちゃんは見たこともない生き物(?!)に「シャー!!!」ありゃ~、やっぱりそうだよね。

すーちゃんビビってまた隠れてしまうかなと思いきや、逆に猫の姿を見て安心したのか、すーちゃんがサークル越しにゴロゴロ鳴き始めました!もーちゃんは全く受け入れてくれませんでしたがすーちゃんはここでちょっと心を開いてくれたのかな。

ただ何かあるとびっくりして隠れてしまい物音ひとつ立てずに息を潜めているので狭い家の中で行方不明になることもしばしば…。本当にいなくなってしまったのでは?!と焦ってしまうことも。すーちゃんは居場所がわかるように首輪には「鈴」が必須となりました。

見えるところにいてくれればまだ良いのですが

相棒もーちゃんが虹の橋へ

そんなすーちゃんでしたが、どうやらもーちゃんを親猫と思っていたようで甘えたり仲良くしたかったようではありましたがもーちゃんはというと「よくわかならいけどへんなのがいる」くらいの認識で特に相手にしたりするような姿は見られず、なんとなく一緒にいるといった感じで
3年間過ごしたのち、高齢のもーちゃんは2015年の春に17才で虹の橋を渡りました。

一定の距離を保ちながら・・・笑
でも少しずつ距離も縮まり
もーちゃんの晩年はこんな姿も見られました

もーちゃんがいなくなってすーちゃんは明らかに寂しそうでした。普段滅多に鳴いたりしませんがもーちゃんを探してるかのように小さい声でよく鳴いていました。あのときは切なかったです。

やっぱり淋しいよね

その後、猫のふーちゃんをお迎え

その3か月後、譲渡会のボランティアさんにそのことを話すと新しく迎えてあげるのも供養だよと言っていただき、ちょうど保護されたばかりの子がいて、、とすぐに紹介していただいたのが「ふーちゃん」生後2ヶ月のキジトラの 女の子。

ふわふわ赤ちゃんのふーちゃん

まだふわふわ産毛の赤ちゃんでした。

ふーちゃんはとある公園で親猫とはぐれ、カラスに襲われているところを助けられたそうです。面会に行き抱っこをさせてもらうとまったく臆することなく肩までよじ登り満足そうにしていました。とても甘えん坊で人懐っこいふーちゃんを出会ったその日のうちに迎え入れることになりました。

何といっても3か月前に亡くなったもーちゃんの模様の混ざった柄を見て、まあこれは完全に思い込みの域ではありますがもーちゃんも一緒に戻ってきた!と、この子はうちの子だとしか思えなくなり面会当日にはもう受け入れることに決めました!

おでこにもーちゃんの柄が笑

ふーちゃんはすーちゃんと正反対、食いしん坊で、恐れを知らないというか何にでも興味を示し、保護時はカラスに襲われているところを助けられたとのことでしたが、果敢に挑みにいったかカラスの餌場を荒らしでもして怒られたのではないかと…

良く食べてまるまる育ったふーちゃんですが実は今もたまにあるのですが当時は粗相が多く、トイレはトイレでちゃんと使えますが興奮してたりすると不意にやってくれるのでしばらくは悩みの種でありました。

2匹は親子みたいな関係に

親子みたい♡

ふーちゃんが我が家に来て一番最初に落ち着いた場所にまたびっくり!もーちゃんが最後に寝ていた場所でした。
…もちろん偶然だろうなとは思いますが。

勝手な思い込みでもーちゃんがおでこに一部分だけ宿って帰ってきたかな、と。さみしかった家の空気も一気に明るくなりました。

もーちゃんがいなくなりさみしくなったすーちゃんも最初はビビっていながらも、いつしか母性が芽生えたのか、よくふーちゃんのお世話をしてくれるようになりました。

すーちゃんの倍くらいの大きさに育ってしまったふーちゃんに毎日甘えられて、本当の親子のように(見た目は逆ですが笑)仲良く暮らしています。

愛猫の現在の様子

大きさ逆転

今でも相変わらずすーちゃんはビクビク、ふーちゃんは我が道を行く、、(行きすぎるくらい)
正反対のキャラクターですがとっても仲良し!いつも一緒に遊んだり寝るときも必ず寄り添って寝ています。

まとめ

すーちゃんもふーちゃんも同じ里親会から譲り受けてきた子ですが、そういった猫さんたちの保護活動をされている方に接するにあたり、地道でとてもとても大変なご活動をされていることを知りました。

里親さんが見つかるまでご自宅で保護されていたり、そのご自宅で保護猫さんが時には20頭越えたりなんてこともあるそうです。

もちろんお仕事や生活をされているなかで、そのような活動をされることは並大抵なことではないと思います。この出会いにも感謝だし、ボランティアの方々にも日々頭が下がる思いです。

人間の勝手でこれ以上に行き場のない猫さんが増えることのないよう私もできることがあれば少しでも力になりたいなと思います。