猫が感じる味覚は3種類

猫が感じる味覚は3種類

概要

  • 猫の味覚は、食べた時に中毒を起こさないか判断するために酸味、苦味、塩味の3つだけ
  • 主食である肉に甘味が含まれないため甘味を感じる機能が発達しなかった
  • 味覚よりも嗅覚や温度などによって美味しいものかどうか判断

愛猫と生活する中で「猫に味覚ってあるの?」なんて疑問を持つ方もいると思います。実際に、猫の缶詰を替えたら思ったより食べてくれなかった、とか、興味がないと見向きもしない…など「味覚」に関するエピソードがある方もいらっしゃるかと思います。さて、猫は“グルメ”と言われていますが、実のところはどうなんでしょう?猫の味覚の不思議をみてみましょう。

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猫の味覚は「酸味」「苦み」「塩味」の3種類

舌を出す猫

動物の五感の一つである味覚。人間は甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の5つの味覚を感じるとされていますが、猫は3種類の味しか味わうことができないと言われています。猫の感じる味覚は酸味と苦み・塩味で、甘味やうま味は感じていません。

猫が酸味を感じる理由

猫の味覚で感じやすいのは酸味です。特に酸味は食べても中毒を起こさないかを判断する大切な役割を果たすために、猫はこの酸味を最も感じているそうです。

猫が大好きな肉には、リン酸やカルボン酸といった酸が含まれていますが、この酸を感じることで中毒を起こさないように猫の味覚は発達したと言われています。

猫が苦みを感じる理由

猫の味覚で次に感じやすいのは苦みです。肉は腐敗すると苦みがでますので、野生の肉食動物は苦みを感じるセンサーも高度ですが、猫には12種類もの苦みを感じる遺伝子があり、他の動物に比べずばぬけて苦みを感じるようにできています。そのため新鮮なもの、そうでないものはしっかり分かります。猫に好きな缶詰・嫌いな缶詰があるのは、この苦みセンサーが反応しているのかもしれません。

猫は塩味には鈍感

猫の味覚の大半は酸味と苦みが占めているので、塩味はわずかに感じますが、とても鈍感です。

猫の味覚には甘味は無い

餌を食べる猫

猫の主食である肉に甘味が含まれないから!

猫は甘いものを舐めたがったり、欲しがったりすることがよくあります。うちの猫は甘党だという話もよく聞きますが、実は猫には甘味を感じる味覚が存在しません。猫の主食である肉に甘味が含まれないため、甘味を感じる機能が進化せず、甘味を受容する遺伝子が欠損しているほどです。それなのになぜ甘いのを欲しがるのでしょう?

甘党猫は味覚より嗅覚

餌を食べる猫

香りで美味しいものかどうか判断している!

人間の場合、舌の先に甘味を感じる場所がありますが、猫の舌には甘味を感じる場所はありませんので、猫は甘味を認識できないとされています。それなのに、なぜ甘いものを見分けて、おねだりしているようにみえるかというと、猫がかぎつけているのは嗅覚で、匂いをもとにおねだりに来ていると思われます。実際、犬の嗅覚の影にかくれてあまり語られませんが、猫の嗅覚もなかなかのものなのです。

猫の味覚を判断する要素

舐める子猫

猫は食に関して味覚だけでなく色々な要素で判断しています。匂いもそうですし、温度や湿度などです。鮮度も見抜きます。猫がプイと顔を背けるときは、これらの何かの要因があるのでしょう。

猫は30~34度の食べ物を好む

猫は本来、ごはんの温度が30度以下の冷たいものや、逆に35度以上の温かいものは好みません。人間は加熱したものも食べるし、人肌くらいなどと温度に対していい加減ですが、猫は温度にも正確です。猫は30~34度の食べ物を好みます。

猫の舌のザラザラは味を感じない

舌の長い猫

猫の味覚は、感じるものにばらつきがあり、苦みのように他に類を見ないほど高感度なものと、甘味のように全く感じないものと、とても極端です。ザラザラとしている舌の形状もそうですが、猫の舌は機能性を重視して進化したと思われます。猫の舌のザラザラしているものは、ブラッシングの機能であったり、水をすくい上げて飲むものであったり、骨から肉をそぐためのものであったりととても機能的ですが、あのザラザラな部分は味を感じることができません。

猫の味覚に関するまとめ

グルメな猫
  • 苦み、酸味を強く感じる
  • 塩味も感じるが鈍感
  • 香りと温度が大事
  • 甘みはわからない

猫の味覚についてご紹介しました。猫の味覚は「苦み」「酸味」「塩味」の3種類を感じる事ができます。しかし猫の味覚は美味しいものかどうかを判断するよりも、食べ物が腐っていないかどうかを感じるものでした。苦みを強く感じるのでお薬を飲ませる時大変な理由がよくわかりましたね!猫の「美味しい!」の判断は香りと温度です。猫の食が細い時などは是非食事を温めて香りを強くしてあげると「猫まっしぐら」間違いなしですよ!

猫の味覚は鈍感だとか言われることがありますが、それは人間から見ての味覚に対する評価であって、実は猫の味覚に備わったセンサーはかなり高度なものといえます。ただ人間のように甘味を感じなかったり、塩味に鈍感だったり、人間が美味しいと感じる部分が欠けているのでそういわれるのかもしれません。

女性 ましゅまろちょこ

記事を読んでなるほどなぁと思いました。酸味や苦みは自然界の中で生活するには必須ですものね。
猫は酢の匂いや腐敗臭に似た匂いは嫌いますが、これは腐った肉などを見分けるためなんですよね。もしかすると家庭猫が増えた今では、その辺りの味覚センサーの機能は落ちて、別の美味しいものの味覚センサーが発達しているかも?と思いました。
猫が甘みを感じないのは聞いた事がありますが、生クリームやケーキ、お芋など甘い物を好む猫ちゃんもいるみたいですね。たまたま好きだったのか、飼い主さんが与えて食べるようになったのかは分かりませんが甘党な訳ではなく、嗅覚などから美味しいと感じているんですね。

猫が好む温度に感じて30〜34℃を好むとは細かいんですね。ぬるめとかあったかいのとかではないので、面倒ですがグルメで食が細い猫ちゃんには温度計で測ってからあげてみると良いんですね。

食の細さに関係なく、香りと温度に気を付けてあげると、普段の食事もさらに美味しく喜んで食べてくれそうですね♪

40代 女性 くま

猫ちゃんは、鼻で美味しい匂いを感知しているのですね。
味覚は自らの体を守るために酸味にも敏感になっているのですね、食べ物が腐ると酸っぱくなります。感心しました。
お肉が腐ると目立って苦味がきつくなりますね。昔は冷蔵庫がなかったのでこういう能力がないとお腹を壊す原因になりますものね。本能は素晴らしいと思います。うちの猫ちゃんはお水が少しでも古いと全く飲みません。水も腐るといいますね。夏場は特に気を付けようと思います。缶詰は腐りにくいので今は、いい時代になりました。これから暑くなるので、我が家の猫ちゃんにも傷んだ食べ物を与えないように気を配ろうと思います。 

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