猫が飼い主の後ろに来る6つの心理

猫が飼い主の後ろに来る6つの心理

忍者のような猫。気が付いたら背後に来ていた、と言うこと、ありますよね?ふと振り返ると猫がいてビックリ、なんてことは、猫と暮らしていると良くあります。でも、どうして飼い主の正面ではなく、後ろに回り込むのでしょうか?その心理を、探ってみましょう。

猫はなぜ、飼い主の背後に回るのか?

うつ伏せで携帯を見る女性の背中に乗る猫

猫がスス〜ッと飼い主の後ろに立つ心理は以下のものが考えられます。

1.母猫と思っている

母猫に甘える子猫

猫が飼い主を母猫だと思っていると、どこに行くにも後ろを付いて来るでしょう。トイレに立っただけなのに後を付いて来たり、ちょっと立ち上がると付いて来たりと、大忙しです。

発情を迎える前に去勢・不妊手術をした猫は、性格が子猫のままだと言います。子猫は母猫の後を付いて回ります。それと同じで、いくら体が大人になっても精神的に子猫のままだと、母猫代わりの飼い主の後を追うのです。

2.ご飯をもらえると思って

テーブルに置かれたお皿と舌をだす猫

猫が空腹を感じているとき、飼い主が歩くとご飯をもらえると思って、後ろに来ることがあります。飼い主の方を見上げたり、にゃ〜にゃ〜鳴いたりして、「ご飯くれ!」と訴えますが、このかわいらしさに負けないよう、ご注意を。

言うまでもありませんが、猫の要求通りにご飯やおやつを与えていると、それは肥満街道まっしぐらになります。猫が太らないように注意して、ご飯をあげるようにしてください。肥満は万病の元。猫のためを思うなら、時には我慢させることも大切です。

3.要求がある

立ち上がっておねだりをする猫

何か要求があって、飼い主の後ろに来ることもあります。じ〜っと飼い主を見て、視線で気がついてくれるのを待っています。かなり消極的な方法にはなりますが、猫は待つのをそれほど苦と感じないようです。

何か背後に視線を感じたら、1度振り返ってみてください。じっとりとした猫がいるかもしれません。もし何もいなかったら、それは…。猫の要求には、なるべく早く応じてあげましょう。

4.監視している

ブルーの瞳の猫の顔アップ

飼い主の行動を監視する、探偵のようなストーカーのような猫もいます。後ろからさりげなく、でも確実に監視しているのです。それには飼い主を心配する親心的な気持ちの場合もあるでしょうし、まだ飼い主に対して警戒心を解いていないのかもしれません。

飼い主を監視する気持ちはケースバイケースですが、なぜ猫に監視されているのか、胸に手を当てて考えてみましょう。特に警戒されるような心当たりがなければ、猫が心配して監視してくれているのかも?猫にとってみれば飼い主が、子猫のような存在だと言うことも考えられます。

5.服などにじゃれようと狙っている

何かを狙っている猫

飼い主の穿いているパンツの裾やスカートの裾がひらひらしているので、じゃれつこうと思って後ろに来ることも。本当にじゃれつかれると痛い思いをすることがありますし、服が傷ついてしまう場合もありますので、注意しましょう。

特に子猫の場合は飼い主の服だと分からず、獲物だと勘違いしてしまうケースがあります。やんちゃな子猫の標的にならないよう、ひらひらする服はしばらく避けた方が良いかもしれません。

6.さりげなく側にいたいから

パソコンの前の女性とソファーの上の猫

素直な愛情表現を避けたがるツンデレ猫の場合、さりげな〜く飼い主の側にいたいので、気付かれにくい後ろに来ていることがあります。気がついたら座っているソファの背もたれにいた、ちょっと離れた場所にいた、と言うことは良くあります。

猫は足音を消せるので、そっと近づかれると本当に気がつきません。ふだんあまりベタベタしてこない猫の場合、静か〜に近づいてきて背後を取る、と言う行動に出がちでしょう。本当は飼い主のことが大好き!と言う猫の気持ち、理解してあげてください。

まとめ

しゃがんだ男性の後ろに擦り寄る猫

猫がなぜ飼い主の背後を取るのか、その理由、ご理解いただけましたか?もちろん猫の性格によってその心理は異なります。

素直な猫の場合はあからさまに後ろに来るでしょうし、ツンデレ猫の場合は、こっそり背後に回るでしょう。猫に背後を取られないよう警戒しなくても大丈夫です。たぶん襲ってくることはないでしょうから。

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