スフィンクス(猫)を里親でお迎えする方法、飼い方

スフィンクス(猫)を里親でお迎えする方法、飼い方

無毛種として代表的なスフィンクスの特徴には大きな耳と筋肉質な体、桃のような皮膚に多くのシワがありますね。そんな独特な姿から「ET」のモデルにもなったスフィンクスは数ある猫種の中でも飼いやすい種類と言われています。ここでは、猫のスフィンクスを里親でお迎えする方法や飼い方についてご紹介します。是非ご覧くださいね。

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スフィンクスの里親になる手順

籠から顔をだすスフィンクスの子猫

スフィンクスの里親になるためには、「団体が設けている譲渡条件」とされる基準を満たしておく必要があります。まずは、ここで基本的な譲渡条件を確認しておきましょう。

里親になるための基本的な譲渡条件

  • 経済的に安定している人
  • 愛情や責任感がある人
  • ペット可の住宅で暮らしている
  • 家族の同意を得ている
  • ペットの避妊や去勢手術を必ず行っている
  • 室内飼いが可能である

この基本的な譲渡条件とは、団体によっては譲渡条件に多少の違いはありますが、スフィンクスの里親になるだけではなく、「犬や猫の里親になる場合」の多くに当てはまる譲渡条件とされます。 しかし、譲渡条件を満たしても、以下のような環境では譲渡してもらえない場合もあるので、注意が必要です。

譲渡してもらえない環境とは?

  • 独り暮らしをしている
  • 6歳以下の子供がいる場合
  • 妊娠している場合
  • 仕事で留守が多い
  • 高齢者だけの環境
  • 引っ越す予定がある場合

スフィンクスなどの猫を引き取って里親を募集している団体は、里子の猫が一人になってしまう可能性のある環境や、譲渡した猫が危害を加えられてしまう可能性がないように、新しい家族(飼い主)の条件を厳しく定めています。

しかし、その猫の里親になれる条件に当てはまらなかった場合でも、「スフィンクスの里親になりたい!」という意志と団体と、その状況にもよりますが、話合いによりスフィンクスの里親になることは可能であると言えます。

また、条件を満たしている場合もそうでない場合も、スフィンクスを保護している団体を見つけたら一度、連絡を取って詳しい譲渡条件や飼育環境について話し合いましょう。

譲渡契約書の確認

里親募集制度などを利用して里親になるにあたり、基本的に猫を引き取る際には団体や元親からの譲渡条件を承諾する「譲渡契約書」への同意(サイン)をします。

しかし、ここでスフィンクスを引き取る前には条件をしっかりと確認することが大切と言えます。

  • 環境を整えて飼育すること
  • 避妊手術や去勢手術を必ず行うこと
  • 譲渡後の成長報告を行うこと

団体により異なるかとは思いますが、概ね上記などの条件が「譲渡契約書」に記載されています。もちろん、里親は契約した内容を守る必要がありますが、スフィンクス(猫)の里親になるにあたり譲渡契約書に記載されている条件を、可能な範囲で「譲渡後の成長報告は月に1回行う」など明確な条件に設定することで、その後のトラブルを避けることができます。

事前に全体的な費用についても話し合っておくことが大切!

里親といっても、去勢手術や避妊手術の費用やワクチン費用などを含めた費用の支払を里親に求める団体も多いため、スフィンクスの里親になるにあたり、事前に全体的な費用についても話し合っておくことが大切です。

スフィンクスの里親を募集しているところ

ベットの上のスフィンクスの子猫たち

スフィンクスの里親になる手順を知っておくことで、スフィンクスの里親を募集しているサイトが利用しやすくなりますね。ここで、スフィンクスの里親を募集しているところについても見ていきましょう。

里親探しを行っているサイト

ペットのおうち

ジモティー

ネコジルシ

里親探しを行っているサイト以外にも、団体の公式ホームページから里親を募集しているスフィンクスを見つけられることがあります。

しかし、スフィンクスなど珍しい猫種が里親募集で掲載されることは少なく、人気な猫種はすぐに里親が決まってしまうことも多いため、スフィンクスの里親を募集している機会を目にすることは少ないと言えます。

しかし、里親探しを行っているサイトで引き取りたいスフィンクスを見つけたら、早めに連絡を取ってスフィンクスの里親になるための話を進めてみましょう。

スフィンクスを里親でお迎えする前に必要な物

ボールを前に置いてこちらを見るスフィンクス

スフィンクスを里親でお迎えする前に必要な物とは何でしょうか?無毛種として代表的なスフィンクスは、筋肉質な体をしていますが、毛がないので桃のような皮膚が空気にさらされて、冬はとても寒そうに見えますね。

もちろん、スフィンクスは季節によって寒さ対策や暑さ対策が必要な猫種です。この他にもスフィンクスを里親でお迎えする前に必要な物がいくつかあるので、是非ご覧くださいね。

スフィンクスを里親でお迎えする前に必要な物

  • 猫用ケージ
  • キャットタワー(おもちゃなど)
  • 猫用食器
  • ボディーソープなどのケア用品
  • 猫トイレ(猫砂)
  • 冬の寒さ対策や夏の暑さ対策ができるグッズ
  • キャリーバッグ

などが、スフィンクスを里親でお迎えする前に必要な物と言えますね。では、スフィンクスを里親でお迎えする前に必要な物について、それぞれ詳しくご紹介していきます。

猫用ケージ

スフィンクスは外見よりも活発な一面があるため、2、3段になっている猫用ケージが良いでしょう。
段差のあるケージであれば、ケージ内で上下運動ができて楽しく遊ぶことが可能になります。スフィンクスを里親でお迎えする前に用意してあげると良いでしょう。

キャットタワー(おもちゃなど)

スフィンクスは好奇心旺盛で明るく、遊び好きな性格と言われており、体も筋肉質で運動能力も高いため、スフィンクスが暮らす室内には上下運動ができるキャットタワーを設置してあげることがおすすめです。

また、スフィンクスは飼い主さんと遊ぶことも大好きなので、「猫じゃらし」など一緒に遊んであげられるおもちゃを、里親さんが事前に揃えてあげると良いでしょう。

猫用食器

スフィンクスを里親でお迎えする前に必要と言えるのが、猫用食器ですね。毎日使用する猫用食器は、スフィンクスなどの猫にとって食べやすい高さがあり、食器の深さが3cm~5cmのものが好ましいと言われています。

また、飼い主さんから人気の猫用食器は安定感があって動きにくく、清潔が保てる陶器製の猫用食器です。

ボディーソープなどのケア用品

スフィンクスには毛がないため、ブラッシングの必要がないとされていますが、代わりに皮膚のケアが重要になります。

このため、スフィンクスを里親でお迎えする前にタオルや、人間用の赤ちゃん用の低刺激ボディソープ、または弱酸性の人間用ボディソープ、爪切りや爪とぎなども揃えておくことが大切ですね。

猫トイレ(猫砂)

室内でスフィンクスなど猫を飼うには、猫トイレや猫砂は欠かせない物なので、スフィンクスを里親でお迎えする前に用意しておきましょう。

猫トイレはインテリア風のおしゃれな物から、消臭効果に優れた物まで販売されており、猫砂も香りのよいものが多く取り揃えられているので、様々な物を試してみることができます。猫の好みに合った猫トイレ(猫砂)を探してあげるのが良いでしょう。

冬の寒さ対策や夏の暑さ対策ができるグッズ

無毛種として代表的なスフィンクスは、冬の寒さや夏の紫外線また暑さが苦手と言えます。このため、スフィンクスの里親になるにあたり、冬はペット用ヒーターや暖かな洋服を着せるなどの寒さ対策を行ってあげるほか、夏には冷却マットなどの暑さ対策グッズや室内の温度調整が重要になります。

キャリーバッグ

スフィンクスの里親になると、一緒に行動する機会もできますね。キャリーバッグは旅行や動物病院に行くときに必要になります。また、洗濯ネットに入れて受診することを推奨される動物病院も多いので、キャリーバッグと一緒に洗濯ネットを揃えておくと良いでしょう。

スフィンクスの飼い方

服を着たスフィンクスの顔アップ
  • 室内の温度調整は重要
  • 紫外線に気を付けることが大切
  • 皮膚のお手入れを小まめに行う

以上の3つがスフィンクスの飼い方で重要なポイントです。ここで、スフィンクスの飼い方について詳しく見ていきましょう。

室内の温度調整は重要

スフィンクスは無毛種なので寒さや暑さに弱く、室内の温度調節は非常に重要になります。特に、生後3か月までのスフィンクスは遺伝子によって呼吸器系の感染症にかかりやすいため、室内の温度を20度くらいに保ち、冬は洋服を着せるなどして寒さ対策をとってあげましょう。

紫外線に気を付けることが大切

スフィンクスは毛がないため、紫外線を浴びすぎると皮膚がんを発症してしまう場合があります。このため紫外線の強い夏場は、夏用の通気性のよい服を着せたり、窓ガラスにUVカットフィルムを張ったりして紫外線対策を行いましょう。

皮膚や汚れやすい部分のお手入れを小まめに行う

スフィンクスの皮膚には、桃のような産毛とシワがありますが、このシワの間に皮脂が溜まりやすく、お手入れを怠ると雑菌が繁殖して皮膚炎を起こすことがあるため、1日に1回暖かい蒸しタオルで拭いてあげることが大切です。

また、毛のないスフィンクスは1~2週間に1回、猫用のシャンプーではなく、赤ちゃん用の低刺激、または弱酸性のボディソープで洗ってあげると良いと言われています。このほか、耳の中や肉球などの汚れやすい部分も小まめにお手入れを行いましょう。

スフィンクスの里親になる以外で飼う方法

こちらを見つめるスフィンクス

スフィンクスは珍しい猫種だけあって、里親を募集している機会も少ないと言えます。このため、スフィンクスの里親になる以外で飼う方法を探す場合は、スフィンクスの専門ブリーダーから迎えるという方法と、ペットショップからスフィンクスを迎える方法の2通りがあります。

スフィンクスの専門ブリーダーから迎える

みんなのブリーダーなどのサイトから、「スフィンクス」を検索することで、スフィンクスの専門ブリーダーからスフィンクスの子猫を迎えることができます。

値段は約20万~40万ぐらいが相場でしょう。ブリーダーと連絡を取り合うことで、ブリーダーの自宅に子猫のスフィンクスを見学に行くことも可能です。

スフィンクスの親猫が育った環境を、実際に参考にすることができて、飼育方法などのアドバイスをもらうことができます。

ペットショップからスフィンクスを迎える方法

ペットショップからスフィンクスを迎える方法では、スフィンクスを販売しているペットショップからの購入となります。値段は約15万~30万ぐらいです。しかし、スフィンクスはペットショップで見かけることの少ない猫種なので、値段の幅が大きいかも知れません。

まとめ

上へ手を伸ばすスフィンクス

今回は猫のスフィンクスを里親でお迎えする方法や、飼い方についてご紹介させていただきました。スフィンクスを含めて里親を募集している猫たちの里親になることは、命を助けてあげることに繋がりますが、団体によって里親への譲渡条件は厳しく設けられており、里親の環境や状況によっては引き取ることができない場合もあります。

しかし、それは団体が今まで辛い思いをした猫たちが必ず幸せになれるように…と考えて、断ることもあると言うことです。

なので、猫のスフィンクスを里親でお迎えするためには、飼育環境を事前にしっかりと整えておいてあげることが大切と言えます。