どうして猫はずっと寝てるの?夢は見る?睡眠に関する豆知識

どうして猫はずっと寝てるの?夢は見る?睡眠に関する豆知識

猫は何もすることがなければいつも寝ている印象が強く、猫と睡眠には強い関係性があります。人間も睡眠をとりますが知らないことが多く、それが猫になるとほとんど知られていない場合が圧倒的なので、猫の睡眠について詳しく紹介しましょう。

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猫がいつも寝てる理由

眠る猫

人間は疲れをとって体調を整えるなどの意味で睡眠をとります。他の常に睡眠を必要とする動物も似たような理由からですが、猫の場合はどのような意味で睡眠をとっているのでしょうか。

子猫は成長のため

猫は子猫の頃は特に多くの睡眠を行っていて、長い時は20時間以上も睡眠に費やすことがあります。猫が成猫になるまでが猫にとって最も睡眠時間が多いのですが、この時の睡眠は体を成長させるために行っています。

猫というのは産まれる時は未熟な状態で誕生していて、そのためにとても弱々しい体をしています。

人間も新生児はあらゆる身体的機能が弱くなっていますが、動物の場合は馬のように産まれてすぐに立ち上がったり、イルカのように泳ぎだす動物と比べると、目は開いていませんし歩くのもフラフラしていて、親が近くにいなければ大変なことになります。

成猫になるまでは急速に成長しますが、その成長を促しているのが睡眠です。猫は睡眠をすることで体が成長していて、そのために子猫の時が睡眠時間が一番長くなっています。

成猫は狩りのため

成猫になると睡眠時間は子猫の頃より大幅に減少しますが、それでも半日以上は寝て過ごしています。成猫になると体を成長させるために寝るというよりは、瞬時に動けるように体力を温存するという意味に変わります。

猫は肉しか食べない肉食動物であり、人間に飼われていればご飯の心配はないのですが、野生ではいつ獲物が現れるのかわかりません。その場合に体力がなければ簡単に逃げられてしまうので、獲物を捕獲する必要がなくても体力を常に万全にするために多くの睡眠を必要としています。

老猫は年齢による衰えのため

成猫になって一旦は減少した睡眠時間は、加齢によって再び増加していきます。

猫によって個体差があるのでシニアになる年齢は様々ですが、年齢を加算することで体力が減退し、疲れやすくなるために睡眠時間を増やすようになります。

また飼われている猫ではご飯や縄張りのような心配がなく、若い頃のように活動的に行動するということもないため、何もすることがないので取り敢えず寝ているということが増えていっています。

猫は寝ている時に夢を見ているの?

眠る猫

猫に限らず、一定の知能を有していて睡眠を行う動物は寝ている時に夢を見ています。

そのため、寝ている猫を見ていると鳴き声をだしたり、前足で何かを取ろうとするような動きをすることがあります。どのような夢を見ているのか判明はされていませんが、その様子からある程度の内容は推測ができるでしょう。

猫の睡眠サイクル

眠る猫

人間は浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を繰り返していますが、これは猫も同じです。

しかし猫の場合はノンレム睡眠が一回に5分程度であり、1日の合計でもノンレム睡眠は一時間くらいしかありません。つまり、猫の場合はほとんどが浅い眠りになっているため、猫は目が覚めても再び寝入ったりしています。

これは動物であれば外敵に狙われる可能性が高いからであり、キリンは全ての睡眠時間が1日に20分程度しかなく、睡眠時間が長いのは肉食動物の傾向だと言えます。

人間に飼われていて外敵が来ないことがわかっていても、本能に組み込まれているので、この睡眠サイクルは大きな変化は見られないでしょう。

猫のいびきにご用心

眠る猫

猫は人間と同じように寝言やいびきをかきます。

寝言は夢を見ていることに対する反応なのでいいのですが、いびきは音が大きかったり、普段はしないような音がしていれば体調の異変を気にして下さい。

人間でも普段行わないようないびきは鼻腔や肺などの疾患が関係する場合がありますが、これは猫でも同じです。いびきに異変があれば、動物病院で診察することをおすすめします。

猫が熟睡してる時のポーズ

眠る猫

猫の寝る格好は複数ありますが、よく見かける前足をお腹の下に入れる香箱座りは警戒心を持ちながら寝ているため、浅い眠りになっています。それが横になると少しは警戒心が薄れて安心した状況になっていて、完全に熟睡する時はお腹を上に向けた姿になっています。

この姿は「へそ天」とも言われますが、猫にとっては最も無防備で危険な状態であり、野生では絶対にあり得ない姿でそれでも寝ているということは、安心しきって深い眠りに入った証拠でもあります。

お腹を上にして眠ることは子猫ではありますが、成猫になっても行うということは飼い主を信頼している証であり、見ることができたら喜んで下さい。

まとめ

眠る猫

猫の名前の由来は「よく寝る子」の「寝子」(ねこ)から来たという説があります。それだけ猫と睡眠は深い関係で結ばれていますが、よく寝ることにもちゃんと意味を持っています。猫と生活を共にするのであれば、猫の安眠を妨げないように努めることが大切です。