猫が怖がる場所とは?
猫が怖がる場所には、どんなものがあるでしょうか?
1.大きな音が鳴り響く場所
猫が大きな音を苦手とするのは周知の事実でしょう。ですから、大きな音が鳴り響く場所は怖がります。
例えば、人の大きな笑い声も嫌がりますし、花火や雷などもダメです。猫がいる場所は、なるべく静かな環境に保ってあげるとストレスを感じずに過ごせます。
ですが頻繁に耳にする掃除機や、インターホンなどの生活音は、ある程度慣れることも。
2.動物病院
もし猫に「嫌いな場所アンケート」をとったら、かなり上位にランクインするのではないでしょうか?動物病院を怖がり、連れて行かれることにストレスを感じる猫は多いです。
元々未知なる場所が苦手なのに、いろんな音や匂いがします。その上見知らぬ人(獣医師)に体をアチコチ触られ、チクッとする注射を打たれることもあるのです。そんな場所を猫が怖いと思わない訳がありません。
3.見知らぬ場所全般
知らない場所全般を猫は怖がります。初めて行くところは、猫にとっては未知の世界です。
怖い敵がいないか、危ない場所はないかなど、様々な不安に襲われるのでしょう。
しばらくして何事もなければ次第に慣れていきますが、それまでは警戒し、なかなかキャリーケースやケージの中から出てこない猫も多いです。
4.嫌な思いをした場所
自分の身を守るため、猫は嫌な出来事を良く覚えています。
嫌なことが起きたのはその場所のせいではないにしても、「嫌なこと」と「場所」を結びつけてしまうことがあります。ですから嫌なことがあったり、危ない目に遭ったりした場所を怖がるケースもあるでしょう。
中には懲りない猫もいるようですが、「あそこに行くといつも嫌なことがある」と覚えさせれば、猫禁止の場所に入らないようにしつけることも可能です。
5.縄張りの外
猫には縄張りがあります。家で飼われている猫の場合、家の中が縄張りです。つまり家の外は縄張り外になりますので、その未知なる空間を怖がる場合が多いです。
元々家の近所にいた野良猫は、家の外もある程度、縄張りだと思っているかもしれません。自分の縄張りでない場所は他の猫の縄張りの可能性があるので、恐る恐る進みます。
万が一縄張りの主に出会い、喧嘩になっては命に関わることもありますので。
6.敵がいるところ
猫にとっての敵はいろいろあるでしょう。強そうな犬やカラス、子供やもしかしたら掃除機も、猫にとっては敵かもしれません。
猫に限らずですが、敵がいる場所を恐れない動物は少ないのではないでしょうか?それが強い敵ならば尚更です。
7.お風呂場
猫が嫌いな水がふんだんにあるお風呂は、大抵の猫にとって怖い場所でしょう。
飼い主さんがお風呂へ猫を連れて行くと、途端に落ち着かなくなる猫、多しです。興味本位で近づいても、水が蛇口から出てくると目に止まらない速さで逃げていきます。
まれにお風呂好きな猫もいますが、それは一部の猫たちなので、一般的にはお風呂は猫にとって怖い場所でしょう。
まとめ
猫が怖い場所は、見知らぬ場所や身の危険がありそうなところです。
自分の身を守るのは当たり前の本能なので、猫にとってその場所が危険を感じる場所なのか、猫目線で考えてあげると分かりやすいでしょう。
無理に怖がる場所に連れて行くと、ストレスを溜めて体調を崩してしまう場合も。猫は慣れた静かな場所が1番落ち着くので、配慮してあげたいですね!
40代 女性 あきんこ
20代 女性 茶々
1 高い場所から飼い主を見下ろしているとき
2 暗い場所から目を光らせて見つめているとき
3 ウンチしたてのトイレでくつろいでいるとき
4 柔らかいウンチを踏んで走り回っているとき
5 ホコリが溜まっているところにいるとき
6 雨の日に玄関土間でくつろいでいるとき
7 買いたての家具に上ろうとしているとき