猫が動物病院でかかる料金はどのくらい?症状別でかかる相場

猫が動物病院でかかる料金はどのくらい?症状別でかかる相場

猫が動物病院でかかる治療費は基本的に全額負担となりますが、同じ治療でも動物病院によって治療費がそれぞれ異なるので金銭トラブルになりやすいです。そこで今回は平均的な治療費を元に猫が動物病院で受診した際にどれくらいかかるのか、詳細を踏まえながら紹介したいと思います。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

猫を動物病院に連れて行った時の料金

聴診されている猫

猫が動物病院に来院した際にかかる治療費は私たちが思っている以上に高額料金になるケースが多いです。人の場合は国民健康保険があるため、病院にかかる治療費は保険適用であれば3割自己負担の料金となるので、比較的安く料金を抑えることができます。

動物病院の料金設定

猫などの動物の場合、動物病院にかかる費用は基本的に全額料金負担となるので、人と比べてしまうとどうしても高額料金になってしまいます。そのため思った以上に動物病院の費用がかかり、治療の継続が難しくなったり、治療費の支払いに関するトラブルなどが起こることもあります。

動物病院は自由診療

しかし動物病院は自由診療なため、治療費に対するハッキリとした基準がないので動物病院によってそれぞれ治療費が異なります。最近ではホームページに料金表を記載している動物病院もありますが今回は平均的な動物病院の相場を元に紹介します。

動物病院でかかる料金の目安

診察料金の目安

診察料は猫が動物病院に受診する際に必ずかかる費用です。診察料は約1300円位が相場です。もし動物病院自体初めて受診する場合は別に初診料がかかります。初診料と診察料を合わせるとだいたい2000円程になります。

時間外料金の目安

動物病院によって多少は診察時間が異なりますが、休診時間や動物病院が閉まっている深夜・朝方などに猫の容態が悪くなり受診した際は通常の診察時間内ではありませんので時間外診察料として料金が発生します。目安としては

  • 時間外診察料 平日 約2200円位
  • 時間外診察料 深夜 約4500円位

ワクチン接種の料金の目安

混合ワクチンを接種することで猫風邪や伝染病に対して予防できたり、免疫力を上げることができます。基本的には混合ワクチンは年に1回接種します。

  • 猫3種混合ワクチン 3000円〜5000円位
  • 猫5種混合ワクチン 6000円〜8000円位

検査に関する料金の目安

治療や手術をする前に今の状態を知るために検査が必要となります。検査に関する料金の相場は

  • 血液生化学検査 約5000~10000円位
  • レントゲン検査 約4000〜5000円位

が動物病院を受診した際の平均的な相場として多い料金のようです。

猫が誤飲した時にかかる病院の料金

毛布に包まっている猫

料金目安

異物誤飲で動物病院に来院し手術する場合は、検査や入院費を含めておよそ150000円〜200000円くらいかかります。

検査から入院まで

猫の舌はザラザラと突起状になっているため紐や糸を飲みやすく誤飲事故が多いです。異物が紐や糸の場合はレントゲン検査ではハッキリと確認することが難しいため、場合によっては動物病院でバリウム検査をおこなうことがあります。

手術

また血液検査にて猫の一般状態を確認します。誤飲したものが小さければ便と一緒に排泄されますが腸に詰まってしまい腸閉塞をおこすと命の危険性があるため、動物病院で開腹手術をおこない誤飲した異物を摘出します。異物を誤飲してから時間が経過していると場合によっては、一部の腸が壊死していることがあり、壊死している腸を切除しなければいけません。

入院処置

その後は数日間絶食させる必要があるため猫の状態にもよりますが動物病院に何日間か入院し点滴をおこないます。

猫が歯の治療をした時にかかる病院の料金

口を開けている猫

猫も歯垢や歯石が原因で歯周病をおこし、グラついている歯や根元が腐っている歯は動物病院で抜歯したり、歯の表面に付着している汚れや歯石などを動物病院の歯科用専用器具で取り除きます。またウイルス性の口内炎になりやすく症状がひどい場合も抜歯処置をおこないます。

料金目安

そのため歯周病などによる歯の治療でかかる動物病院の費用はおよそ10000円〜30000円かかります。

検査

歯石除去や抜歯処理は動物病院では、猫に全身麻酔かけておこないますので、その前に血液検査をおこないます。麻酔をかけて問題はないか、何か持病を持っているかなど、まず猫の一般状態の確認をします。

また歯周病などの口腔内の炎症がひどいと歯だけではなく顎の骨にも影響が及び、場合によっては顎の骨が折れてしまうことがあります。抜歯処置中に顎の骨が折れてしまう最悪な事態を避けるためにも、動物病院ではレントゲン検査をおこない、猫の顎の状態を確認することがあります。

猫が骨折した時の病院の料金

エリザベスカラーをしている猫

猫の体は非常に柔軟で優れたバランス力を持っていますが、落下事故やドアに挟まれるなどにより室内飼いでも骨折することがあります。骨折している部位や重症度にもよりますが、骨折すると猫が持っている自然治癒力で骨折部位を修復しようと働きますが、異様な形で骨同士がくっ付いてしまい骨格変性を生じてしまうため動物病院では骨折整復手術をおこないます。

料金目安

猫も手術後数日間は動物病院に入院させる必要があり、猫の状態によっては入院中も点滴をする必要があります。そのため猫が骨折し手術・入院する際、トータルで約20万〜30万かかる場合があります。骨折部位や重症度などによっては動物病院の受診、治療料金が多少前後する場合もあります。

検査

手術をおこなう前に、骨折している位置や断片などを正確に知るために、動物病院でレントゲン検査をおこなう必要があります。また猫の一般状態や骨折した際に内臓面に影響がないかどうか知るために、血液検査もおこないます。

まとめ

男性と猫

基本的に猫など動物がかかる動物病院の治療費は全額負担となるので高額になるケースが多いです。そのため思った以上に治療費がかかってしまい戸惑うことも多いでしょう。

特に異物誤飲や骨折、尿道閉塞などの緊急手術の場合や検査をおこなった場合に、高額の治療費が必要になることが多いです。請求金額でトラブルにならないためにも、動物病院でどれくらい費用がかかるのか、事前に知っておくことが大事です。ホームページに料金表が記載されている動物病院があるので確認したり、動物病院に電話で直接問い合わせるとよいです。

またペットの保険もあるので加入することで、動物病院でかかる高額な治療費を抑えることができます。保険会社によって加入する際の条件が違いますし、保険プランも様々なため愛猫にあった保険会社・プランを選択しましょう。

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