シンガプーラの価格と飼う際に必要な費用

シンガプーラの価格と飼う際に必要な費用

シンガプーラの価格はどれくらいなのでしょう?いくら小さいとはいえ、シンガプーラと家族になるための費用は決して安いものではありません。大切に育てていくためにシンガプーラの販売価格、そして準備やその後にかかる費用をしっかりと把握しておきましょう。

シンガプーラの販売価格

シンガプーラの顔のアップ

シンガプーラは個体差があまりないため、価格のバラつきはそこまで大きくはないようです。

  • ペットショップでの販売価格 12~18万円前後
  • ブリーダーでの販売価格    18~26万円前後

シンガプーラをブリーダーから購入するメリット

シンガプーラのブリーダーは数が少ないため、ブリーダーからの購入は少々高めの価格です。それでもペットショップよりブリーダーから購入することのメリットはたくさんあります。

  • 中間業者を通さないため適正な価格
  • 心身ともに健康的なシンガプーラ
  • シンガプーラを育てているプロ
  • 遺伝性疾患や感染症には注意している
  • 親兄弟の元で育てられる期間が長く、人からの愛情もしっかり受けて育つ
  • 自分に合ったシンガプーラを相談のうえ、きちんと見極めてくれる

ブリーダーから購入すると価格は少々高めとなってしまうとはいえ、やはり安心して健康的なシンガプーラを迎え入れることを考えると妥当な価格なのかもしれませんね。
とはいえ、注意点もあります。中にはお金を重視した悪徳なブリーダーも存在しているのも事実です。シンガプーラのブリーダーは数が少ないこともあり、優良なブリーダーを探すのも大変かもしれませんが、ブリーダーの見極めも大切なことです。

シンガプーラを飼うために必要な費用・用品

横を向くシンガプーラ

飼い始めに必要となるもの

  • キャットフード        600円
  • エサ用の食器         400円
  • 飲み水用の食器または給水器  400円
  • トイレ            2,000円
  • トイレの猫砂         600円
  • ベッド            3,000円
  • ケージ            10,000円

家族の一員としてシンガプーラを迎え入れる準備に約17,000円。ただし、上記の価格はあくまでもおおよその価格です。
ホームセンターなどで上記の価格前後で購入可能。さらに、たとえばエサや飲み水用の食器などは100円ショップでも購入可能です。
ケージも必要だと感じる場合は購入するといった形でも構いません。しかし、万が一病気やケガをした場合のことを考えると購入し、ケージに慣れさせておくのも良いでしょう。

後々、必要となるもの

  • キャリーバッグ  3,000円
  • 爪とぎグッズ   500円
  • 爪切り      500円
  • シャンプー    700円
  • キャットタワー  5,000円

キャリーバッグはお出掛けにはもちろん、病院へ連れて行く場合にやはり必要です。
その際、洗濯ネットも準備しておくと良いかもしれません。猫の場合、院内で診察時は洗濯ネットへ入れるように呼びかけているところがほとんどです。洗濯ネットは100円ショップでも手軽に購入できますね。

爪とぎグッズの価格は一つにつき500円前後です。猫は柱や畳、じゅうたんなど色々な場所で爪を研ごうとします。爪とぎグッズの種類は豊富ですので、猫が好みそうなものを数種類準備すると良いでしょう。家のあちこちで爪とぎするのをだいぶ防げます。

またキャットタワーの価格はおよそ5,000円前後で十分なものを購入できますが、実際は安いものだと2,000円ほどで購入することも可能です。高いものだと価格は10,000円を超えるものもあります。猫の運動量に合わせたものを購入してあげてください。
シンガプーラは四肢がしっかりしており、筋肉質で体が小さいこともあり身軽な猫です。さらに遊びや運動が大好きな猫ですのでキャットタワーを早めに準備してあげると良いかもしれませんね。

寒さ対策として用意する物

シンガプーラはもともとシンガポールに生息していた猫です。
そのため暑さには比較的強いのですが、寒さにはあまり強くありません。こたつや電気毛布、エアコンなどで部屋を温度調整してあげることが大切です。余裕があれば猫用のこたつやペットヒーターも販売されているので、準備してあげるのも良いですね。
おおよその価格は以下の通りです。

  • 猫用こたつ    5,000円
  • ペットヒーター  3,000円

シンガプーラを飼う上でかかる病院代

病院で注射されるシンガプーラ
  • ワクチン接種(三種混合の場合)  5,000円
  • 避妊手術(メス)         20,000円
  • 去勢手術(オス)         10,000円

ワクチン接種は3種混合の他、5種や6種など様々です。費用もワクチンの種類が増えるごとに高くなります。
また、避妊・去勢手術は生後6ヶ月頃から可能です。手術を考えるならば、発情期を迎える前にしてあげることで発情期のストレスが軽減されます。
ただし上記費用については各病院や地域によって異なるため、飼い主さんご自身でよく確認してみましょう。

シンガプーラの特徴

威嚇するシンガプーラ
  • 世界最小の猫
  • 大人になってもメスなら2kg程、オスなら3kg程
  • 四肢がしっかりしており筋肉質
  • 短毛種
  • 目が大きい(体が小さいため、より大きく感じます)
  • 平均寿命は11~15歳
  • 暑さには比較的強いが、寒さにはあまり強くない
  • 大人しい性格でめったに鳴かず、鳴き声も小さい
  • 甘えん坊で人懐っこい
  • 遊びや運動が大好き

純血種の中でも世界最小の猫として有名なシンガプーラ。そのため「小さな妖精」とも呼ばれています。
また、成長しても2~3kg程でやはり小さいため、いつまでも子猫のままのように感じるかもしれません。

シンガプーラの価格に関するまとめ

上を見上げるシンガプーラ

シンガプーラの価格やその他必要な費用、特徴などについてまとめてみました。シンガプーラに限りませんが、猫を家族の一員として迎える際は健康的で飼い主さんとの相性が良い猫をペットショップやブリーダーによく見極めてもらいましょう。
また、シンガプーラを迎え入れるための準備は先述した価格を参考にしていただき、気持ち良く家族の一員になれるように環境を整えて迎え入れてあげて下さいね。

▼シンガプーラについて詳しく知りたい方はこちら
シンガプーラはどんな性格?その特徴や飼うのに向いている人について

投稿者

女性 にゃコロ

愛くるしい瞳とその小さい体を見ると、守ってあげたい母性本能をくすぐられます。その予想を裏切るすばしっこい身体能力にまた胸きゅんさせられるシンガプーラ。
どんな生き物も、家族として迎える為には信頼できるブリーダーさんからが1番だと私も思います。
昔職場の上司が猫を飼うからとペットショップで購入したものの、はじめての猫に戸惑いだらけだとお話を聞いた事がありましたが、ブリーダーさんから購入すれば、価格は高めかもしれませんが、アフターフォローもしっかりしてくれると思います。
命の売買には、色々なトラブルがつきものです。家族に迎える前にしっかり揃える物を準備しておく事に加えて、何かあった時に駆け込める動物病院や、万が一外へ出てしまった時の対処方を下調べしておくことも重要です。
猫を飼う費用も大きいですが、飼った後の費用も大きいです。生き物を育てることの大変さも含めて、しっかりと迎えて欲しいです。
投稿者

女性 ケロキ

シンガプーラは個体差があまりないんですね。ペットショップで販売されている猫の価格とブリーダーでは価格の違いが大きいことが多いですが、シンガプーラはそれほど差がないことは意外でした。ブリーダーで購入するメリットは大きいと思います。品種によって猫の健康管理は多少違っていたり、繁殖には気を付けることがあります。お金を払えば希望の猫を迎え入れられるだけではなく、その先の猫の幸せを考えることが大切ですよね。適正に繁殖や管理をしているブリーダーと出会えることが一番だと思います。
シンガプーラは体が小さいので、用意するベッドなども体のサイズに合っていると良いと思います。我が家の猫は成長して少し大きめの猫ベッドを用意したのですが、体にフィットしないのか昔使っていた小さなベッドを使っています。購入したグッズを使ってもらえないのは猫にはよくありますよね。
投稿者

20代 女性 ゆず

本文
シンガプーラは体も小さく短毛種なので抜け毛のお手入れは比較的楽です。しかし、春と秋の年に2回ほど換毛期があるのでその時はこまめにブラッシングが必要になります。短毛種のシンガプーラにはラバーブラシやミトンでのお手入れがオススメです。どちらもブラシの素材がゴムやシリコン性で肌に優しくマッサージの効果があります。ウチの子も短毛種ですからミトンを使っています。ラバーブラシと同じ素材ですが、形がミトン型で手にはめて使用します。愛猫を撫でてあげる感覚でブラッシングできるので重宝しています。価格は500円〜1000円ほどで購入できます。
また、歯周病のリスクを減らすために歯磨きの習慣をつけることも飼い主の重要な責任です。歯磨き粉の価格に幅があるので一概には言えませんが、歯ブラシと歯磨き粉がセットで大体1000円くらいです。価格の安い商品はいくらでもありますが、口の中に入れるものなので少し高価でも安全なものを選びましょう。
投稿者

20代 女性 唯

世界最小の猫とされるシンガプーラは、下水溝のなかでネズミを捕りながら生活していたことから、ドレイン(排水溝)キャットと呼ばれることもあるそうです。そのような習性から静かな環境を好み、臆病な性格をしている個体が多く、多頭飼いには不向きであると言われていますね。

とても神経質な子の場合、多頭飼いよるストレスで、様々なストレス性疾患を引き起こすこともあるそうです。どうしても多頭飼いする必要がある場合は、一定の距離を保って生活できるだけのスペースを準備しておきましょう。また、シンガプーラの成猫は一日に20時間近く寝ることもあるといいます。安心して寝ることができる場所を確保してあげるといいですね。

シンガプーラに限らず、猫を迎えるために掛かる費用は決して安いものではありません。しかし、家族として迎える猫に不自由させないためには、とても重要なことばかりですよね。また、せっかく準備したのに猫が気に入ってくれないなんてことも少なくないので、予算には余裕をもって準備しておきましょう!
投稿者

女性 ひなまま

小型で「小さな妖精」とも呼ばれるシンガプーラは、なんと成猫のオスでも2キロ前後までしか大きくならないそうです。

シンガプーラは名前の通り、シンガポール生まれの猫ちゃんで、活発・優しい・甘えん坊・好奇心旺盛だと聞いたことがあります。体も小柄で短毛種なので抜け毛は少なく、お手入れは簡単。性格的にも飼育しやすく、初めて猫を飼う場合でも問題なく飼育できるそうです。

シンガプーラ自体の価格はこちらの記事を読みはじめて知りましたが、思っていたよりも高価な猫たということがわかりました。シンガプーラを迎える時には、健康な子を見分けることも大切です。筋肉質で骨格がしっかりとしている、耳や目の周り、肛門まわりが綺麗な子を選ぶようにすると良いと言われています。

投稿者

40代 女性 ここね

シンガプーラは、猫ちゃんのイベントで、お見かけしました。
性格的にはおとなしくて鳴くことも少なく、声も小さいので密集したアパートなどで飼うには最適かもしれませんね。
多頭飼いにはむいていないので、気を付けたいですね。しかし、暑さには強いのですが、寒さに弱いらしいですので注意が必要ですね。
投稿者

40代 女性 ここね

シンガプーラは、トリマーをしている友人がお世話をしている時期がありましたので、会いに行ったりしていました。
とても、綺麗な猫ちゃんで性格もキレイ好きです。トイレもキレイじゃないと怒りますし、ブラッシングも大好きでしたので、毎日してあげていました。
賢くて、無邪気で優しい猫ちゃんでした。
とても、しつけやすく飼いやすく感じたのを覚えています。
投稿者

40代 女性 かずみ

シンガプーラを飼っている友人がシンガプーラを飼い始める前に新しく購入したものの話をしてくれました!
やはり、ケージは一番に購入したのだそうです。あと、キャリーケースは子猫の時期用と、大きくなったときを想定して購入したものが、あるそうです。先住猫がいたので、その子のを使うと良かったのですが、体型が違うので新しく買い替えたらしいのです。シンガプーラは、子猫の頃から飼い始めたのでケージにも、すごく慣れています。日頃から、ケージに慣れさせておくのも大切ですね。

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