ヒマラヤンの性格
まずは、ヒマラヤンの性格についてお伝えしましょう。
ヒマラヤンは大人しい
ヒマラヤンはあまり活発な運動は得意ではなく、一日中ごろごろしていることが多い猫です。もちろんおもちゃなどで遊ぶこともありますが、しばらくすると飽きてまたゴロン・・・となることも。構い過ぎはヒマラヤンのストレスになってしまうこともありますので、猫と沢山遊びたい!という方には少々物足りないかもしれません。
ヒマラヤンは人懐こい
ヒマラヤンの性格は猫にしては人懐こく、来客にも割と動じずにいます。温和で従順ですし、飼い主の膝に乗り撫でて欲しい、とアピールしてくるような、思わずキュンとなってしまうかわいい一面もあります。他のペットとも仲良く出来ますが、マイペースで神経質な所がありますので、あまり騒がしい環境は避けた方が良いかもしれません。愛猫の性格を見て環境を整えてあげてくださいね。
ヒマラヤンの特徴
マイペースで大人しい性格のヒマラヤンですが、性格以外のどんな特徴があるのでしょうか?
ドールフェイス、エクストリームフェイスの違い
ヒマラヤンの顔には2種類の形があり、トラディショナルとも呼ばれる一般的な鼻筋の通ったドールフェイスと、ペルシャのペチャ顔より更につぶれているエクストリームフェイスがあります。
日本ではドールフェイスの方が美人顔とされていますが、アメリカではエクストリームフェイスの方がショーでは高得点です。
エクストリームフェイスはいわゆる「ぶさカワ」顔、と呼ばれますが、最近は日本でもエクストリームフェイスの人気が出てきています。つぶらな瞳に鼻ペチャ、は見ていて癒されますし、思わず「かわいい!」と言ってしまいますものね!もちろんドールフェイスも根強い人気があります。
ヒマラヤンのその他の容姿
ヒマラヤンの容姿は、ペルシャの譲りのふわふわゴージャスな被毛と、シャム譲りのサファイヤブルーの目、そしてポイントカラーが特徴でしょう。
ポイントカラーとは、顔や耳、手足やしっぽなどの体温が低い部分が体よりも濃い色の被毛になるカラーです。ポイントカラーにはいくつか色の種類があり、ブルーポイントやシールポイントのようにはっきりと体の色との違いが分かるものもあれば、クリームポイントのようにうっすら色が違うものもあります。ブルーの目には、個体によって濃淡の差があります。
ペルシャから受け継いでいる特徴はふわふわの被毛はもちろん、短めの首や足、がっしりとした筋肉質の体型です。
ヒマラヤンを飼うのに向いている人
ヒマラヤンの性格はは大人しく、あまり鳴かない猫なので集合住宅での飼育にも向いています。子供や他のペットがいる環境でも大丈夫ですし、一人暮らしや初心者の方にも向いています。総合的に誰でも飼いやすい猫、という事が出来るでしょう。
ただ前述したように、活発に遊ぶタイプではありませんので、猫と思う存分遊びたい!!という方にはいささか物足りなさがあるかもしれません。ゆったりと過ごしている猫を眺めて楽しむのが好き、という方に向いているでしょう。
ヒマラヤンを飼う時の注意点
ただ、ヒマラヤンを飼う時に注意が必要なのが「被毛のお手入れ」です。長くてふわふわの毛は毎日、朝晩2回のブラッシングが欠かせませんし、2〜3週間に一度のシャンプーもすると尚可です。ただし、どうしても嫌がって出来ない場合は無理にする必要はありません。
被毛のお手入れをしないと毛が絡まり、毛玉が出来てしまいます。酷くなると毛玉の中に細菌が繁殖して皮膚病の原因にもなりますので、必ずお手入れはしてあげるようにしてください。万が一毛玉が出来てしまい、ご自身でのお手入れが難しい場合にはトリミングサロンにお願いしましょう。きちんとお手入れしてあげれば、そのふわっふわな被毛がより、あなたのヒマラヤンを優雅にゴージャスに魅せてくれ、可愛らしさも一段とアップしますよ!
ヒマラヤンがかかりやすい病気
魅力的な外見のヒマラヤンですが、かかりやすい病気には、どのようなものがあるでしょうか。
熱中症
特徴でもあるふわふわの被毛が、日本の高温多湿の夏には熱中症の原因となってしまうことがあります。留守番をさせる時にはクーラーをかける、ヒマラヤンが自分で快適な場所に移動出来るようにしておく、などの工夫をしましょう。また、トリミングサロンでサマーカットにして貰うのも良い手段です。新鮮な水を用意しておくのを欠かさないようにしましょう。
流涙症
特に鼻ペチャ度合いが高いエクストリームフェイスの場合にかかりやすいのですが、鼻が低い分詰まりやすく涙を流すことが出来なくなり、目から涙が溢れてしまう病気です。普段から目の周りを清潔に保つようにし、涙が異常に溢れ出ていないか注意してあげましょう。もし異常がある場合には速やかに受診します。
多発性嚢胞腎
遺伝性の病気です。親猫のどちらかにこの病気があると50%の確率で受け継がれてしまいます。腎臓に嚢胞(水のたまった袋)が出来てしまい、腎臓機能の低下に繋がります。症状は食欲の低下や多飲多尿、疲れやすいなどが表れます。酷くなると死にも至る病気ですので、日頃の健康管理には充分気をつけましょう。
ヒマラヤンを迎える時に親猫がこの病気を持っていないか確認することと、もし遺伝している可能性がある場合には、新鮮な水を飲めたり、スムーズな排尿が出来たりする環境を整えてあげましょう。
まとめ
ヒマラヤンの性格は温厚で人懐こいところがあるので、ゆったりした猫を飼いたいという人におすすめしたい猫種です。お世話が少し大変な部分もありますが、落ち着いた猫を飼いたいと考えている際はヒマラヤンも候補に挙げてみてはいかがでしょうか。
ヒマラヤンもそうですが、どんな猫種でも基本的には飼い主との信頼関係を築き上げることにより性格が決まってくることかと思います。ですので、ヒマラヤンの性格を決めるのは実は飼い主さん次第なのかもしれませんね。
女性 ニョロ
エクストリームフェイスのヒマラヤン(ペルシャなどもですが)は顔がペチャンコなのでご飯が食べにくいみたいです。ドライフードによっては中々食べることができず途方に暮れた顔でこっちを見てきたりします(その顔も可愛いです)私はヒマラヤンにご飯をあげるときは小粒の物をあげるかウェット(顔周りの毛が凄い汚れますが)をあげます。特徴的な顔をしていて可愛い分、不自由もしているみたいですね。でもその残念な感じも可愛いです(笑)
20代 女性 ゆず
飼う時のコツとして熱中症にならないように被毛のケアをしっかりすることも大事ですが、体質的に太りやすい種類でもあります。食欲旺盛なのに、あまり動きたがらずゴロゴロしているのが好きなので手遅れになる前に食事を与える時は気をつけましょう。顔がペチャ顔で特徴的なので与えるフードもその子が食べやすいものを選びましょう。
30代 女性 しおり
フワフワで、とても可愛らしくて大好きでした。性格も大人しくて穏やかでしたが少し、嫉妬深いところもあったので、他の猫ちゃんとなかなか仲良くなれなくて苦労した時期もありました。しかし、数ヶ月すると他の猫ちゃんとも仲良くしてくれて平和でした。
ヒマラヤンは、珍しい種類でしたので友人が会いにきたりしていました。人見しりせずにみんなに可愛がってもらっていましたよ。
芸も少しできたので、よくビデオを撮っていました。今でも、懐かしく思います。