外で暮らしてきたボロボロの野良猫が、ご飯をもらいに毎日家にやってきて…。野良猫が自ら勇気をもって行動した結果である2年後の姿に、多くの人が感動しました。
投稿は記事執筆時点で10万回以上再生されるなど話題を呼び、「涙なしには見られない」「まるで映画を見ているよう」とたくさんの反響が寄せられることとなりました。
野良猫「シロ」ちゃんとの出会い
YouTubeチャンネル「あつまれちいかまの森」に投稿されたのは、野良の白猫との出会いから2年間の記録をまとめたダイジェスト動画です。
ある日、投稿主さん宅の庭に1匹の猫が現れたといいます。長毛の白猫のようですが、毛は汚れて灰色がかり、お腹の下には大きな毛玉の塊ができてしまっていたそうです。さらに、ちゃんとご飯を食べられていないようでガリガリに痩せていたのだとか。

突然現れた野良猫

毛がもつれてしまっている
出会いの次の日も、また次の日も、野良猫はご飯を求めに庭へとやってきたといいます。

お腹、空いていたよね
家族の愛情が変えた姿
息子さんには猫アレルギーがあるそうですが、台風が近づいてきたある日、悩んだ末に息子さんたっての希望で野良猫「シロ」ちゃんの保護を決意。
怖い思いをさせないように自分から家の中に入ってきてくれるように誘導し、何日か時間をかけて慣れさせてから、ようやく保護に至ったといいます。保護後、病院での検査で推定7~8歳の男の子だとわかり、大きな病気は見つからなかったそうです。

自ら家に入ってきてくれた

怖がらせずに保護することに成功
シャンプーで汚れを落とすと、灰色がかっていた毛は本来の白さを取り戻して別猫のように変身。家族の手でケアを受けるごとに表情や仕草も柔らかくなり、シロちゃんの姿は心身ともに変わっていったのです。

見違えるほど真っ白に

綺麗な青い瞳は野良時代から変わらない

少し前まで外にいたとは思えない姿
シロちゃんが掴んだ幸せ
保護から1ヶ月経つ頃には、初めて鳴き声を聞かせてくれたというシロちゃん。日を追うごとにすっかり家猫になり、立派な”ママさんのストーカー”にもなったといいます。しばらくして2匹目の保護猫「ハル」ちゃんを迎えた際には、お兄ちゃんとして優しく寄り添い、見守ってくれたそうです。
過酷な外での暮らしをひとり頑張ってきたシロちゃん。自ら人間の元へと歩み寄った結果、かけがえのない家族ができて幸せを掴んだのでした。

ハルちゃんとは仲良しみたい

シロちゃん、ずっと幸せにね
動画には、「痩せてボロボロの姿でご飯を貰いに来てたシロちゃんの姿には、涙せずにはいられません。」「号泣してしまいました。シロちゃんとご家族みなさん、どうかずっとお幸せに。」「こんな可愛い子が選んでやってきてくれたのはどんな徳を積まれたのでしょう?」「シロちゃん、本当に優しくて美しくて切なくて目が離せないです」といったコメントが寄せられました。
YouTubeチャンネル「あつまれちいかまの森」の他の動画では、シロちゃんとの出会いの詳細や、ハルちゃんとシロちゃんの仲睦まじい様子を見ることができます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「あつまれちいかまの森」さま
執筆:曽田恵音
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。