「僕の彼女助けてくれニャ」仲良し野良猫の彼女を家族としてお迎えした理由

「僕の彼女助けてくれニャ」仲良し野良猫の彼女を家族としてお迎えした理由

我が家の猫は保護猫です。これは、いまは我が家の女帝として君臨する、みけしゃんとの出会いのエピソードです。

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私が保護猫をお迎えした経緯、理由

黒猫

オス猫クロちゃんが連れてきた仔猫

それは、二年前の1月にさかのぼります。当時、我が家の庭に時々立ち寄る、半野良のオス猫がいました。キャットミントの茂みでごろごろ寝転がったり、縁側で昼寝をしたりしてひと時を過ごしていく、人懐こい猫でした。クロちゃん、と呼んでいました。

クロちゃんが彼女のミケを連れてくるように

ある日、クロちゃんの後ろを一匹の三毛の仔猫が追ってやってきました。見たところ、生後4,5ヶ月でしょうか。「可愛い!クロちゃんの彼女?三毛猫だから…ミケね。おいで」仔猫はおずおずと寄ってきました。

撫でるとゴロゴロとのどを鳴らします。その日から、時々、クロちゃんはミケをつれて遊びに来るようになりました。時にはミケだけが遊びに来ることもありました。

思いがけないこと

妊娠している三毛猫

ミケの妊娠

我が家の猫は保護猫です。これは、いまは我が家の女帝として君臨する、みけしゃんとの出会いのエピソードです。そうして1ヶ月ぐらいが過ぎたでしょうか。ある日、ミケのお腹がぽっこりと膨らんでいることに気がつきました。お腹をよく見てみると、乳首がほんのりピンク色になっています。

「あれ?ミケ、もしかして赤ちゃんができたの?」発情期の様子もなかったので、まさか?とも思いましたが、日に日にお腹が大きくなっていきます。それと平行して、今はほぼ一日中うちの庭先にいるのです。

私は動物好きではありますが、どちらかといえば犬派です。が、身重の猫を邪険にもできません。それに、ミケは気性が良く、大きく泣き喚いたり、庭を荒らすということもなかったので、そのまま好きにさせておきました。

身重の身体を冷やすのは良くないだろう、と考え、せめてミケが寝転ぶ軒先のコンクリートに、タオルを入れたダンボールを置いてやりました。

冷たい雨の降る夜

冷たい雨の降る、2月の夜でした。帰宅したわたしは、玄関の鍵を開けながら、ふと「ミケはどうしているかな」と思いました。こんな寒い夜です。飼い主がいるなら当然、家に帰ってぬくぬくしているはずです。まさか、家の軒先にいるなんてことはないはずです。

そう思いながらも、心配になって庭にまわってみました。ダンボールの中を覗き込むと、ああ、心配したとおり。ミケがいました。身体を丸めて眠っています。「…ミケ」声をかけると、頭を上げて「ンーーン」と返事をします。

そっと手を伸ばして顎を撫でると、ゴロゴロのどを鳴らします。その無邪気な様子を見て、胸がいっぱいになりました。(この子は、妊娠したから追い出されたに違いない。これから先、この子と生まれてくる仔猫はどうなるのだろう…)

初めて見かけたときから比べ、身体は少し痩せ、お腹は大きく張り詰めています。この子とお腹の仔たちの運命は私にかかっているのだ、とその時気がついたのです。「ここは寒いね。ミケ、一緒においで」私はミケを抱き上げて、家に入りました。

初めて猫を飼う

初めて猫を飼うわたしは、ネットで、図書館で、猫の飼い方を調べ、それから出産に向けての準備も万端に、ミケとわたしの生活がはじまりました。ミケの食欲はどんどん増して、お腹もどんどん大きくなります。そうして、4月の25日、ミケは無事4匹の仔猫を生みました。

保護猫をお迎えして大変だった事

目が開いていない仔猫

トイレのしつけ

ミケは家の中でトイレを使うのが嫌いだったため、トイレのたびに外に出さなくてはなりませんでした。育児のストレスか、ひどい下痢になったときは、ほんとうに悲惨でした。どうしても私と寝る、と鳴くので、仕方ない、諦めました。朝目覚めると、うんちまみれのベッドに泣きたくなったことも。

仔猫の世話

生まれてから一ヶ月ほどは、ミケが仔猫の面倒をみていたので、それほど大変なことはありませんでした。大変だったのは、離乳がはじまり、仔猫たちが家中を駆け巡るようになってから。物を倒す、カーテンを破く、それはもう大騒ぎ!おまけに順番に猫風邪にかかって、看病におおわらわ。

一番身体の小さい仔猫は重症で「もうダメかも…」と、心折れそうになったこともありました。ありがたいことにみな回復して、元気な健康優良仔猫になりました。そうして、生まれて2ヶ月半。4匹とも里親が見つかり、もらわれていきました。

保護猫をお迎えして良かったなと思う事

親子の猫

もらわれていった仔猫たちの里親さんからは1年間、成長の記録を寄せてもらいました。可愛がられている様子、元気に成長していく様子に、ミケと、三毛の仔猫たちと出会えて本当によかった。と感じました。

愛猫の現在の様子

くつろぐ三毛猫

あれから2年経ち、おとなしかったミケは、すっかり我が家のおてんば娘。楽しい毎日を送らせて貰っています。

まとめ

人にじゃれる三毛猫

ミケを保護した時、そして仔猫が生まれた時。「仔猫の貰い手なんて見つかりっこない」「面倒が5倍だ」と言われることもありました。でも保護して良かった。面倒が5倍ではなく、幸せが5倍になったのです。ミケはカギ尻尾の猫で、「幸運を運んで来る」と呼ばれるそうですが、本当に!そうそう、犬派の私でしたが、いまではすっかり猫派です。

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